Miles Davis、晩年にレコーディングされたライヴ音源がリリースされることに

Miles Davis

マイルス・デイヴィスは最後のライヴ音源の一つが来月ライヴ・アルバムとしてリリースされることが決定している。

『メルシー・マイルス! ライヴ・アット・ヴィエンヌ』はマイルス・デイヴィスが亡くなる3ヶ月前に行われた1991年のフランスのヴィエンヌ・ジャズ・フェスティバルの模様を収録したものとなっている。

アルバムは6月25日にライノ・レコーズよりブラック・ミュージック・マンスの一環でリリースされる。ブラック・ミュージック・マンスでは過去1年間にわたってアレサ・フランクリン、ニーナ・シモン、レイ・チャールズらの貴重な音源がリリースされている。

ブラック・ミュージック・マンスのプロジェクトについてライノ・レコーズは次のように述べている。「これらの影響力のあるブラック・アーティストは来たる世代に音楽的ハイウェイを築くことになりました。そして、2021年の今も真実のように思える文化的、社会的、政治的革命を導くことになったのです」

「6月、ライノ・レコーズは今日の音楽に道を築くこととなりながら、我々の魂と心に触れるマイルス・デイヴィスを含むレジェンドを讃えます」

アルバムのトラックリストは以下の通り。

01. ‘Hannibal’
02. ‘Human Nature’
03. ‘Time after Time’
04. ‘Penetration’
05. ‘Wrinkle’
06. ‘Amandla’
07. ‘Jailbait’

2019年、マイルス・デイヴィスは死後から約30年を経て、未発表作がリリースされている。

『ラバーバンド』はコロンビア・レコーズからワーナー・ブラザースに移籍した第1作として1985年にレコーディングされている。同作はキャリアでも初めてファンクとソウルのヴァイブを取り入れたスタイルの変化を起こした作品となっている。しかし、同作は長年日の目を見ることはなかった。

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