2021年7月15日(木)から放送となるオリジナルTVアニメ「Sonny Boy」の主題歌を銀杏BOYZが担当。今回のアニメに向けて書き下ろした新曲「少年少女」のシングルを7月21日に発売。
「少年少女」を表題曲とした今作は、カップリングに2019年11月に開催されたイベント「空気階段の大踊り場」出演時の生々しいライブ演奏を記録した「夢で逢えたら アコースティック」と、「少年少女 Instrumental」を収録。
本日23時から「少年少女」ミュージックビデオを公開。
銀杏BOYZ初となるアニメーションを起用したミュージックビデオが完成。中学生と中学校に焦点をあて、アニメーションと実写映像が融合した結果、これまでの銀杏BOYZの系譜を感じるミュージックビデオに仕上がった。映像ディレクターは依田伸隆が担当。
<峯田和伸から主題歌と「Sonny Boy」へのコメント>
主題歌「少年少女」について
この作品に触れた時の胸がざわめくような正体不明のものをどうしても形にしたかったです。サイダーの泡みたいに一瞬で終わるものを。登場人物となる中学生たちがどうかあたたかい光に会えますように。祈りのようなものをこめて作曲しました。
「Sonny Boy」へのコメント
アニメーション作品への楽曲提供は初めてだったので、まずは選んで頂いてとても嬉しかったです。僕に最初に今回の依頼を知らせてくれたスタッフの声がとても興奮していたのを覚えています。
台本を頂いて、とんでもない展開の連続でいっきに8話分読んでしまいました。蝉が鳴く真夏のまぶしい青空。すると向こうから大きな雨雲が近づいてくる。次第に静まりかえっていく午後。高まっていく湿度。 屋上には二人きり。こういうアニメが見たかった、と心の中でガッツポーズしました。ストーリーも色使いも、この状況の2021年だからこその風合いを感じました。そして江口寿史さんによるキャラクターデザインが最高過ぎました。
これは奇跡のような作品だと思っています。あの頃、じっと蓋をしたまま誰にも明かせなかった箱を持つ僕や皆様にとって大切なアニメになりますように。