ちゃんMARIのクラシカルで壮大なピアノから始まる「綺麗になってシティーポップを歌おう」、「両成敗でいいじゃない」を続けて披露すると、ほな・いこかがドラムを離れ川谷とほな・いこかのツインヴォーカルで聴かせる「秘めない私」へ。打ち込みのトラックに休日課長のベースとちゃんMARIのキーボードが見事なエッセンスを加え、ゲスの極み乙女。の世界へと観客を引きこんでいく。続く「哀愁感ゾンビ」でも小気味よいダンスを交えて、川谷とほな・いこかのツインボーカルによるパフォーマンスを披露。ほな・いこかがドラムの位置に戻ると、川谷がリズミカルにRAPを決める「マルカ」、最新作にも通ずる打ち込みサウンドとバンドサウンドの融合という新境地を魅せた楽曲「ドグマン」と続けていき、場内から大きな拍手が贈られた。更には「シリアルシンガー」「私以外私じゃないの」の連打で会場を焚き付けていく。
「そろそろ休日課長のベースソロ聴きたくないですか!?」という川谷呼びかけから、
休日課長がベースソロを披露、それに続いてちゃんMARIもフェスティバルホールにピッタリな華麗な旋律をピアノソロで表現。最後は、ほな・いこかがパワフルなドラミングソロを披露し「大阪愛してるよ!」と観客に呼びかけ、「パラレルスペック」へ繋いでいく。
会場のボルテージも最高潮の中、ライブ定番曲である疾走感あふれるナンバー「crying march」を披露。「キラーボールで最後に踊りませんか?」という川谷のMCから本編ラストは「キラーボール」この日一番の盛り上がりで締め括った。アンコールに応えると、最新アルバムのリード曲である「人生の針」へ。川谷はアコギを手に、ほな・いこかのドラム、休日課長のベース、ちゃんMARIのピアノと共にエモーショナルに演奏を紡ぎ、観客を魅了する。
川谷がMCで今回のツアーを振り返り、ライブ出来ることが当たり前じゃない日々の中で、今回ツアーファイナルを迎えられたことへの感謝と喜びを語り、「来年はゲスの極み乙女。結成10周年を迎えるので、今年よりも更に活発に活動していこうと思っています。これからもゲスの極み乙女。をよろしくお願いします」と締め、ラストナンバー「sad but sweet」を披露。
一年越しでのツアーファイナルを迎えた<ゲスの極み乙女。TOUR2020「ゲスの極み乙女をもう一度」>この日を待ち侘びた観客と一体になった濃密なライブが幕を閉じた。
なお、こちらのツアーの東京公演の模様は、7/24(土)17:30よりMUSIC ON! TVにて独占放送が決定しているので、会場に来られなかった方も是非チェックしてもらいたい。
<ゲスの極み乙女。「ゲスの極み乙女。TOUR 2020 ゲスの極み乙女。をもう一度」>
LIVEセットリスト
1 キラーボールをもう一度
2 はしゃぎすぎた街の中で僕は一人遠回りした
3 私以外も私
4 ロマンスがありあまる
5 心歌舞く
6 蜜と遠吠え
7 綺麗になってシティーポップを歌おう
8 両成敗でいいじゃない
9 秘めない私
10 哀愁感ゾンビ
11 マルカ
12 ドグマン
13 シリアルシンガー
14 私以外私じゃないの
15 パラレルスペック
16 crying march
17 キラーボール
Encore1 人生の針
Encore2 sad but sweet
M-ON! LIVE ゲスの極み乙女。 「ゲスの極み乙女。TOUR 2020ゲスの極み乙女。をもう一度」
6/23(水)の東京・LINE CUBE SHIBUYA公演の模様を独占初放送!
放送日時:7/24(土)17:30~19:30
https://www.m-on.jp/program/detail/mon-live-gesuotome-2107/
写真:松本いづみ
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