ビッグ・シーフは2019年発表のアルバム『トゥー・ハンズ』以来となる2曲の新曲“Little Things”と“Sparrow”が公開されている。
ドラマーのジェームズ・クリヴチェニアがプロデュースした新曲はカリフォルニア州トパンガのファイヴ・スター・スタジオとキャッツキルのフライング・クラウド・レコーディングスでレコーディングされている。
“Little Things”についてジェームズ・クリヴチェニアは次のように語っている。「変化していく自由な拍子で、ビートが常に変わっていくんだ。だから、ベーシストのマックス・オレアルチックと僕はそれに揺られながら、どこに拍を置こうか考えているんだけど、それがグルーヴと素晴らしい明るい感じを生み出しているんだ」
ジェームズ・クリヴチェニアは“Sparrow”について次のように語っている。「ヘッドフォンをつけずに部屋に散り散りになって、集中して、音楽に入っていったんだ。特別なことが起こっているのを感じてもらえると思う」
「面白いインストゥルメンタルになっていて、自然な素晴らしいアレンジの化学反応がある。マックスがピアノを弾いて、バック・ミークはダークな雰囲気を生み出している。僕はフロア・タムとスネアをやっていて、真ん中ではエイドリアン・レンカーがアコースティック・ギターを弾きながら歌っているんだ」
ビッグ・シーフは来年の1月から3月にかけて23公演のツアーを行う予定となっていて、その中にはロンドンのシェパーズ・ブッシュ・エンパイアでの3公演も含まれている。
今年3月、バック・ミークはニュー・アルバムの進捗について最新情報に触れて、「多くのことをやっている」と語っている。
バック・ミークはここ1年で通算5作目となる新作に取り組んでいたことを明かしている。
「ロックダウンはすごく必要な休息となったよね。僕は休みが必要だったんだよね」と彼は語っている。「その後は約6ヶ月にわたってビッグ・シーフで新曲を作ったよ。ここ数年、ツアーを懸命にやっていてレコーディングする機会がほとんどなかったから、素晴らしかったよ」
ビッグ・シーフは2019年に『U.F.O.F.』と『トゥー・ハンズ』という2枚のアルバムをリリースしている。