Lars Ulrich、Charlie Wattsに追悼の意を表明

Lars Ulrich、Charlie Watts

ラーズ・ウルリッヒは80歳で亡くなったチャーリー・ワッツに追悼の意を表した新たなアーティストとなっており、「ザ・ローリング・ストーンズのサウンドのかなりの部分にして過小評価されている部分」を担っていたと賛辞を寄せている。

米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでラーズ・ウルリッヒはチャーリー・ワッツの訃報に「衝撃を覚えた」と語っており、「いろんなレベルで大打撃だった」と述べている。「ザ・ローリング・ストーンズのファンとして、少なくとも一つの時代が終わってしまうわけだからね。彼はザ・ローリング・ストーンズでレコーディングを行った唯一のドラマーだったんだ」

ラーズ・ウルリッヒはミック・ジャガーとキース・リチャーズが注目の大部分を集める中でバンドでの役割に極めてプロ意識をもって引き受けてきたチャーリー・ワッツについて見過ごされてきたところがあると指摘している。「とりわけミックとキースにスポットライトが当たるバンドの中で彼の価値がどれだけのものであったのか、多くの人はちゃんと理解していないんだ」

ラーズ・ウルリッヒの駆け出しのドラマーだった頃、チャーリー・ワッツにどれだけ影響を受けたかを語り、今年30周年を迎えた『ブラック・アルバム』を含めメタリカの作品に重要な影響を与えたと述べている。

「チャーリー・ワッツは常に原動力になっていたんだ」と彼は語っている。「彼は楽曲に弾みを付けて、スウィングさせ、垢抜けさせ、それでいてアティテュードも売れる要素もあるんだ。70年代に彼がやっていたことを見るのはすごく前向きにさせてくれるんだよね」

「(ザ・ローリング・ストーンズと較べて)20年ないしは25年遅れだけど、バンドが続いていく可能性に対するいろんな確信をくれたんだ。音楽もコンサートもファンとの繋がり、バンドメンバーとの繋がりもね。彼らはピラミッドの頂点であり、チャーリーはピラミッドの頂点だったんだ」

ラーズ・ウルリッヒはチャーリー・ワッツの最後のライヴになった2019年8月30日のマイアミ公演にの映像を観たことで、バンドのダイナミズムになぜチャーリー・ワッツが不可欠なのか新しいことに気づいたと述べている。

「いくつか映像を観たんだけどさ、ミック・ジャガーが身体を揺らしているんだけど、それはチャーリー・ワッツのドラムに合わせて揺らしているんだよね。みんなは『ミック・ジャガーと一緒に踊っている』と思うんだろうけど、違うんだよ。ミック・ジャガーのダンスと同じように、チャーリー・ワッツのドラムに合わせて踊っているんだよ」

「チャーリー・ワッツのドラムじゃなければ、ミック・ジャガーの動きはああいうものになってないよ。あそこに始まり、あそこで終わったんだ」

チャーリー・ワッツは1963年からザ・ローリング・ストーンズに在籍している。チャーリー・ワッツはミック・ジャガーとキース・リチャーズと共に2016年発表のカヴァー・アルバム『ブルー&ロンサム』まですべてのアルバムに参加している唯一のメンバーとなっている。

一方、ザ・ローリング・ストーンズはチャーリー・ワッツの死にもかかわらず、予定通りアメリカ・ツアーを行うことを発表している。

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