アヴィーチーは32回目の誕生日に際してグーグルのドゥードゥルが作成されている。
色鉛筆で書かれたアニメーションは子どもがギターを弾いて、10代に入る前にラップトップでビーツを作り、10代でDJを行うものとなっている。
アニメーションはそこからハートを形作る両手が現れ、世界中を旅して大観衆の前でライヴを行いながら音楽に没頭する様が描かれるものとなっている。1分間の映像では2013年発表のアルバム『トゥルー』に収録の“Wake Me Up”が使われている。
このアニメーションは9月8日のアヴィーチーの誕生日と自殺予防週間に際して公開されたものとなっている。アヴィーチーことティム・バークリングは2018年に自ら命を断っている。
グーグル・ドゥードゥルはアリッサ・ワイナンズ、オリヴィア・ウェン、ソフィー・ディアオによって作成されている。
「ティムは大人になってツアーをしていた時に大変苦しんでいた事実がありました。私はその体験のリアリティに触れながら、この曲の歌詞とトーンに合う形で彼の人生を讃えるものにしたかったのです」とアリッサ・ワイナンズは語っている。
「最終的に映像の大半を彼の気に入っていた人生の側面に費やすことに決めました。その上で感情面での試練とも言える体験を示唆する象徴的なイメージをいくつか入れたのです」
ティム・バークリングの父であるクラス・バークリングは次のように続けている。「このドゥードゥルは素晴らしいものです。私も家族も光栄に感じていますし、ティムも誇りに思って気に入ったことでしょう」
「DJになるという夢を叶えた若者の身近な心あたたまる物語でありながら、同時に富と名声がありながらも人生の旅は常に楽なものではないことを伝えてくれています」
先日、スウェーデンのライヴ会場であるエリクソン・グローブはアヴィーチーに捧げた名前に変更されることが発表されている。