リチャード・カーペンターはキャリア初となるソロ・ピアノ・アルバム『ピアノ・ソングブック』が10月22日にリリースされることが決定している。
カレンの死後、2枚のソロ・アルバムをリリースしているリチャードだが、本作はカーペンターズの名曲の数々をリチャード自らのピアノで奏でた、キャリア初となるソロ・ピアノ・アルバムとなる。
リチャード・カーペンターは本作について次のように語っている。「小さい頃から私は音楽を演奏していただけではなく、レコードにも親しんでいました。40年代後半から50年代にかけて、当時の大きなレーベルと言えばコロンビア、ビクター、デッカでした。そして大スターだったビング・クロスビーはデッカにいたのです!」
「そのデッカから今回の企画を聞いたとき、まず頭に浮かんだのは私の父と母のことでした。そしてこの企画は、練習嫌いだった彼らの息子への最高のプレゼントだと思ったのです。カーペンターズの曲をソロ・ピアノで表現するのは難しい挑戦でしたが、ピアノという素晴らしい楽器にも助けられ、皆さんに楽しんでいただける内容になったのではと思っています」
アルバム発売の3日前である10月19日には、リチャード・カーペンターが自ら初めてカーペンターズについての物語を語るというカーペンターズ初の公式認定伝記本『カーペンターズ:ザ・ミュージカル・レガシー』が海外で発売されることも決定している。