Paul McCartney、ロンドンで新刊について語るイベントが開催されることが決定

Paul McCartney

ポール・マッカートニーはロンドンのサウスバンク・センターで新著について語るイベントに出席することが明らかになっている。

ポール・マッカートニーによる『ザ・リリックス:1956トゥ・ザ・プレゼント(原題)』は子どもの頃の曲やザ・ビートルズやウイングスの曲、長きにわたるソロ・キャリアの曲を通してポール・マッカートニーの人生を振り返るものになるという。

発売日の11月2日の3日後である11月5日、ポール・マッカートニーはロイヤル・フェスティバル・ホールで本書や唯一無二のキャリアについて語ることが決定している。

観客を入れるこのイベントはネットでも生配信される。

『ザ・リリックス:1956トゥ・ザ・プレゼント』には自身のアーカイヴから未公開の下書きや手紙、写真も掲載される。

アルファベット順に編纂された本書は時系列順というよりは多面的なものになっていて、初めて曲の背景を明らかにするテキストが添えられ、曲を書いた時の状況や影響を与えた人や場所、今どう思うかなどが明らかにされる。

「数え切れないほど、自伝を書かないのかと訊かれてきたんだけど、ふさわしい時というのがなかったんだ」とポール・マッカートニーは序文で述べている。

「常にやろうとしてきたのは家にいる時でもツアーに出ている時でも新しい曲を書くことだったからね。ある年齢に達すると、過去の日々の出来事を振り返る日記に立ち返りたい人がいるというのも分かる。だけど、自分にはそういうノートブックはなかったんだ。僕にあったのは自分の曲で、数百もの曲は同じ役割を果たすことが分かったんだ。これらの曲は僕の人生を振り返るものなんだよ」

先月、ポール・マッカートニーは本書に掲載される154曲を公開している。新刊の刊行に合わせて大英図書館では無料の展覧会「ポール・マッカートニー:ザ・リリックス」が11月5日から3月13日まで開催されることも決定している。

ポール・マッカートニーはリック・ルービンとキャリアを振り返るドキュメンタリー番組『マッカートニー3, 2, 1』が配信されている。

関連NEWS

  1. The Beatles

    The Beatles、1960年代に出演していたライヴハウスの跡地近郊で新たな壁画が公開

  2. Paul McCartney

    Paul McCartney、来年公開のThe Beatlesの映画『ゲット・バック』について語る

  3. Ringo Starr

    Liam Gallagherの息子とRingo Starrの孫、深夜のコンビニで騒動を起こした罪に問われる

  4. Ringo Starr

    Ringo Starr、70年代にThe Beatlesの再結成を検討した逸話を語る

  5. ビートルズ、『ホワイト・アルバム』50周年盤より“Back In The USSR”の新ミックスによるリリック・ビデオが公開

  6. Paul McCartney

    Paul McCartney、新作『McCartney III』の発売日が12月18日に変更に

  7. Strawberry-Fields

    The Beatles、John Lennonが幼少期を過ごしたStrawberry Fieldが明日から一般公開

  8. Paul McCartney

    Paul McCartney、学生時代に使っていた英文学のノートが約680万円で落札

  9. Paul McCartney

    Paul McCartney、「Back in the U.S.S.R.」を書くのに影響を受けたものについて語る

  10. The Beatles

    The Beatles、2023年の公式カレンダーが日本で唯一の公式オンライン・ショップで予約受付開始

  11. John Lennon

    John Lennon『イマジン』ブック&ミュージック・ギャラリーが開催中

  12. The Beatles

    Paul McCartney、John Lennonと生前和解できたことについて振り返る

  13. The Beatles

    The Beatles、『Abbey Road』50周年盤より“Come Together”の2バージョンの音源が公開

  14. ポール・マッカートニー、来日公演に向けて新たなメッセージ動画が公開

  15. RINGO STARR & HIS ALL STARR BAND

    RINGO STARR & HIS ALL STARR BAND、来日公演へ向けたビデオ・メッセージが公開