2020年8月に小脳出血を起こし、救急搬送された加山。一命を取り留めたが、言葉がうまく話せなくなるなどの後遺症が残り、芸能活動の一時中止を余儀なくされた。
2021年4月には懸命のリハビリにより歌手活動を再開できるまでの復活を遂げたが、病と闘う中で、最新のAI技術を使い話す声や歌声、映像によって自らをバーチャルヒューマン“バーチャル若大将”として後世に残すプロジェクトを秘密裏に進行してきた。
加山自らの発案で生まれた“バーチャル若大将”は、84歳となった今も新しいモノが大好きな加山らしい発想が生んだ、世界でも類をみない新しい取り組みに注目だ。
「バーチャル若大将」はじめての企画「若大将ザ・ベスト」は、加山雄三が選曲・監修し、バーチャル若大将が日本のベストソングをカバーしていく。
まずは加山雄三が昨年12月に出したアルバム「DEDICATED to KAYAMA YUZO」参加アーティストたちに感謝を込めて、そのアーティストたちの代表曲をカバーしていく。
第1弾目はシャ乱Qの名曲「シングルベッド」、第2弾にMONGOL800「あなたに」、そして今回発表されたのは、BEGINの名曲「恋しくて」だ。
お互いのコンサートにゲスト出演したりと兼ねてより交流を持つ、加山雄三とBEGIN。
加山がBEGINの曲をカバーするのは今回が初めてのことだが、加山らしい歌い方で朗々と歌う素晴らしい仕上がりとなっている。
本体、加山雄三より
BEGINのみんな、君たちの笑顔にいつも心和んでます。「恋しくて」素晴らしい曲ですね。
自分は今回初めて聞いたんだけど、僕の歌とよく合ってますよね。
聞いてくれたら嬉しいな。歌の日、また出演させてくださいね。