ボノボは来たるニュー・アルバムよりオフリンとのコラボレーションとなる新曲“Otomo”の音源が公開されている。
“Otomo”は2022年1月14日にリリースされる5年ぶりとなる通算7作目となる新作『フラグメンツ』に収録される。
“Otomo”の音源はこちらから。
ボノボは“Otomo”について次のように語っている。「“Otomo”はブルガリアの合唱団のサンプルから始まった。メロディーは良かったが、ダイナミックな変化が必要だったから友人のオフリンに意見を求めた。すると彼は、ダンスフロアで使えるようなドラムセクションを送ってくれた。この曲はアルバムの中でもお気に入りの曲だ。今年のDJセットでずっとプレイしているが、すでに大きな反響があり、(オーディエンスからは)すぐに気に入ってもらえた」
オフリンは次のように続けている。「去年、サイモンが制作中のトラックを私に送ってきて、そのフィードバックを求められたんだ。僕は思い切って、いくつかのアイデアを試してみたいと思って、ステムをお願いした。この曲には、合唱のサンプルとコードが入っていた。僕は、その合唱をもっとハードなものと対比させて、文脈を変えようと試みたんだ。幸運なことにサイモンは私のやったことを気に入ってくれて、そこから曲を発展させていった」
「そもそも、サイモンからフィードバックを求められたこと自体が驚きだった。彼は僕の好きな音楽をずっと作ってきたし、子供の頃に大きな影響を受けた人物の一人でもある。けど、そんなことはすぐに脇に追いやって、仕事に取りかからなければならなかった。感想を求められることに加えて、自分がその曲に参加するのはとても特別なことだと思った。だから、このアイデアを新しい方向に導いて、彼が作品の中で設定している高いハードルを超えるようなものを作り出さなければならないというプレッシャーがあった」
新作からはジャミーラ・ウッズとのコラボレーションとなる“Tides”も公開されている。
アルバムはCD+Tシャツセット、LP+Tシャツセットが販売されることも決定しており、Tシャツにはテーム・インパラ、ラナ・デル・レイと仕事をしてきたニール・クラッグが手掛けたアートワークがプリントされる。