レッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニー・キーディスとジェーンズ・アディクションのデイヴ・ナヴァロが一緒にルー・リードの“Walk On The Wild Side”をカヴァーしている。
2人は12月20日にミュージケアーズの一環で開催された、音楽業界におけるメンタル・ヘルスの問題の認知向上を目的としたデイヴ・ナヴァロによる「アヴァブ・グラウンド」というチャリティ・コンサートで共演している。
このコンサートにはフー・ファイターズのテイラー・ホーキンス、スリップノットのコリィ・テイラー、ビリー・モリソンも参加している。
コンサートでデイヴ・ナヴァロはルー・リードのアルバム『トランスフォーマー』からの曲を披露しており、“Walk On The Wild Side”でアンソニー・キーディスが登場している。
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アンソニー・キーディスとデイヴ・ナヴァロが共演するのは1997年にデイヴ・ナヴァロがレッド・ホット・チリ・ペッパーズを脱退して以来となっている。
デイヴ・ナヴァロは共演についてインスタグラムで次のように述べている。「ブラザーのアンソニーと共演してから随分長い時間が経った。なんて魔法のような夜だろう」
デイヴ・ナヴァロはジョン・フルシアンテに代わって1993年から1997年までレッド・ホット・チリ・ペッパーズに在籍していたが、「方向性の違い」で脱退している。その後、ジョン・フルシアンテが1998年から2009年まで再加入している。
先日、デイヴ・ナヴァロはフー・ファイターズのテイラー・ホーキンスらとスーパーグループのNHCを結成している。今のところ、“Feed The Cruel”、“Better Move On”、“Devil That You Know”、“Lazy Eyes”という4曲をリリースしている。
先日、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマーのチャド・スミスは次のアルバムが「ほぼ完成」していると語っている。アルバムはジョン・フルシアンテの再復帰後、初となっている。