エミネムはコーデーによる“Parables”のリミックスでシックスナインとの確執を再燃させている。
“Parables”のリミックスは先週リリースされたコーデーのアルバム『フロム・ア・バーズ・アイ・ヴュー』に収録されており、エミネムは次のようにラップしている。「Shit’ll make you wanna cop out like a plea deal / So I treat a beat like it’s Tekashi, spit on that bitch like Meek Mill(そのせいで司法取引のように逃げたくなるんだろ/だから、俺はビートを扱うんだけど、まるでシックスナインだな。そして、ミーク・ミルのように唾を吐くんだ)」
2019年の裁判で殺人や武装強盗の共謀を含む9つの罪をシックスナインは認めており、この裁判で他のナイン・トレイのギャングに対する検察側のための証言を行い、司法取引でわずか2年の懲役を言い渡されている。
この曲はミーク・ミルとシックスナインの確執への言及となっている。2019年にミーク・ミルは自分たちのギャング・メンバーに対する証言を行ったと述べており、昨年もクラブの外で両者は口論となり、ミーク・ミルはシックスナインに唾を吐いている。
エミネムは『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ – サイドB』に収録の“Zeus”でもシックスナインに言及している。「She says I am trash, but she listens to Tekashi (damn)(彼女は俺のことをゴミだと言いながらシックスナインを聴いている)」
2018年、シックスナインはエミネムが“Kamikaze”で自分に言及しなかったことを受けて、“Lose Yourself”のトラックに乗せてラップを披露して、エミネムをからかっていた。
先日、エミネムの娘のヘイリー・ジェイド・スコット・マザーズはTikTokの投稿で今年1年で最も聴いた音楽は自身の父親であることを明かしている。
TikTokの投稿で25歳のヘイリー・ジェイド・スコット・マザーズは『ザ・リアル・ハウスワイヴス・オブ・ポトマック』への出演で知られるウェンディ・オセフォがニッキー・ミナージュのファンであることについて語っている音声に口パクをして、画面には「えっ? 私が父親の音楽を聴くのかって? 父はクレイジーになると思うわ」と表示されている。
その後、今年1年のスポティファイでのリスニング体験をまとめた「スポティファイ・ラップド」の画面が表示され、彼女がエミネムの上位3%のリスナーであることを示すスクリーンショットが表示されている。
昨年12月、エミネムはドクター・ドレーとのコラボレーションとなる“Gospel”が公開されている。これはゲーム『GTAオンライン』の拡張エピソード「契約」に提供された未発表曲6曲のうちの1曲となっている。