氷川きよしが演歌の真髄ともいえる新曲「群青の弦(いと)」を2月1日(火)に発売する。
今作は「春の海」を作曲した盲目の箏曲師・宮城道雄を題材にした楽曲である。作詩に原 文彦、作曲に岡 千秋、編曲は故・丸山雅仁の手によるもので、丸山氏の遺作となった。
そして発売を翌週に控え、本日25日に「群青の弦(いと)」のMVが公開された。
昨年の11月に都内近郊のスタジオで撮影されたこのMVは、天井から7mの長さの3種類の青色のオーガンジーを吊り下げて群青の世界観を演出。ドライアイスを使用することで宮城道雄の苦悩を表現した。
さらには13万枚の桜の花吹雪が舞う中で氷川が歌う、凛とした中にも美しさが漂う映像となっている。
氷川きよしコメント
「今回の映像は、盲目の世界から新たな光を見つけ、素晴らしい作品を世に出した宮城道雄さんの世界を自分なりに表現したものとなりました。どんなハンデがあってもどんな苦しいことがあっても、乗り越えてそこでまた輝いていく、そんな強い想いを表現しています。たくさんの皆さんに観て聴いていただいて、この苦しい時代に少しでも明るい希望を感じていただけたらと思います。」