4月24日に劇場公開される映画「ビリー・アイドル パンク・ロッカーの反逆と代償」でフィーチャーされるビリー・アイドルはアメリカで大成功する前、パンク・ムーブメントが吹き荒れるイギリスでバンド、ジェネレーションXのヴォーカルでデビューした。ロンドン・パンクバンドの始祖と言われるダムド、セックス・ピストルズがデビューしたが1976年。今年はロンドン・パンクが誕生して50年のアニバーサリー・イヤーでもある。
本作品の前半は様々なアーカイブ・フッテージを使って、当時のロンドン・パンクシーンが解き明かされる。1976年、21歳のビリーはロンドン・100CLUBで観たセックス・ピストルズに衝撃を受け、友人のトニー・ジェイムス (ベーシスト/本作品にも登場)と共にジェネレーションXを結成する。この年の12月、後にビル・グランディ事件と呼ばれるロンドン・パンクを象徴する事故が起きる。ビル・グランディが司会をする人気報道TV番組にデビューしたばかりのセックス・ピストルズが出演。生放送中、彼らは放送禁止用語を連発し悪態をつきまくった。番組には抗議の電話が殺到。ピストルズの名前は一夜にして全英中に知れ渡り、この放送日こそがイギリスでパンクが産まれた瞬間だ。映画ではこの問題の放送シーンも紹介される。
パンク・ロックは労働者階級による社会へのアンチテーゼ運動でもあった。ところがジェネレーションXは中産階級の出身。サウンドも他のパンクバンドのような過激さはなくポップ寄りであり、ビリーの”アイドル”的なルックスも災いし、結成当初は反発を招いた。そんな少なからず逆風が吹く中、ジェネレーションXは1977年9月にデビュー・シングル「Your Generation凶暴のロックン・ロール」をリリース。マーク・ボラン(T-REX)に気に入られ、彼がホストを務める音楽番組や、BBC-TVの人気音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」とパンク・バンドとしては初めてTVの音楽番組に出演を果たす。ここにきてサウンドのポップさと好ルックスが幸いして、シングルはスマッシュ・ヒットし全英ツアーは各地で完売。デビュー前にあった批判を跳ね返し商業的な成功を収める。この勢いは日本にも波及し、1979年6月には来日を果たし東京で3公演、大阪で1公演のジャパン・ツアーも行われた。映画の前半パートはセックス・ピストルズのスティーヴ・ジョーンズやポール・クックもインタビューに登場し、稀少な写真や映像を交えて当時のロンドン・パンクシーンを振り返る。
ロンドン・パンクのブームは長続きせず、ジェネレーションXは1981年1月に3枚目のアルバムを発表したあと、活動休止。ビリーは単身アメリカに渡り、折からのMTVブームに乗り、全米No.1になるまで登り詰める。映画の後半はビリーの絶頂から、アルコール依存症と薬物依存症に苦しんで転落。そして劇的に活動を再開させる、そんなジェットコースターのような人生が描かれる。
映画「ビリー・アイドル パンク・ロッカーの反逆と代償」は4月24日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他、全国の劇場にて順次公開される。上映館、上映日は作品HP参照。
ビリー・アイドル パンク・ロッカーの反逆と代償
原題:Billy Idol Should Be Dead
監督:ジョナス・アカーランド
上映時間125分 / 製作:2025年(英)
提供: マリブ コーポレーション、合同会社おさかな
配給:サンタバーバラ・ピクチャーズ
公開:2026年4月24日(金) TOHOシネマズ シャンテ 他全国順次公開
©LIVE NATION STUDIOS presents a SERIAL PICTURES production in association with DIAMOND DOCS
https://malibu-corp.com/billyidol
































