モトリー・クルーのトミー・リーの息子であるディラン・ジャガー・リーは自身のバンドであるモーテル7のEP『ヘッドフォンズ』がリリースされている。
ディラン・ジャガー・リーとアントン・カバズによるモーテル7は大半がパンデミックの間に書かれたEP『ヘッドフォンズ』をリリースしており、昨年リリースされた逃避の感覚を描いた“Are We There Yet”も収録されている。
アントン・カバズはこのEPについて歌詞やプロダクションについて一度たりとも考え直したことはなく、すべてが最初の直感で作られたと語っている。
「僕らは文字通り、曲を作っている瞬間に胸に去来したものをそのまま書いたんだ。すべての曲を違った心境で書いた。このEPについては特定のサウンドに自分たちを限定しなかったと思っているよ」
EPのタイトルについてモーテル7は次のように説明している。「『ヘッドフォンズ』というタイトルにしたのはこの音楽が世界から少し連れ去るものになってくれればと思ったからなんだ。ヘッドフォンを着けると、目を瞑りたくなるけど、踊りたくなることもあれば、砂浜を走りたくなることもある。音楽が行きたいところに連れて行くものになればと思ったんだ」
「ヘッドフォンを着けると音楽と自分だけになる。他には何もない。そうしたコンセプトがとても美しいと思ったんだ」
先日、モトリー・クルーはこれまでの全カタログの音源を1億5000万ドル(約170億円)で売却したことが明らかになっている。
「新しいパートナーであるBMGコラボレーションすることができて素晴らしい気分だよ」とモトリー・クルーは声明で述べている。「彼らのロックにおける様々な成功実績は新しい拠点として完璧なもので、私たちの音楽的遺産を守り、成長させ、私たちをトップにいさせ続けてくれることになるでしょう」