巨匠ロマン・ポランスキー監督最新作『オフィサー・アンド・スパイ』を、6月3日(金)より全国公開、新場面写真10点一挙解禁された。
このたび解禁された新場面写真では、ゾラの公開文書が掲載されたオーロール紙を、世紀のスキャンダルだと言わんばかりに売り子が力強く訴える様子や、アンドレ・マルコン演じるエミール・ゾラと、メルヴィル・プポー演じるラボリ弁護士の2ショットをはじめ、逆転劇の展開が気になる場面が描かれている。
また、本作の日本語字幕監修をつとめ、フランス現代史を専門とし、反ユダヤ主義関連の研究でも知られる内田樹氏からもコメントも到着した。
「ポランスキーは大戦中のフランスでユダヤ人狩りから逃げ回るという痛ましい少年時代を過ごした。彼はそのトラウマからついに自由になれなかった。彼の映画に”底知れず邪悪なものへ”の恐怖が伏流しているのはそのせいだと思う。この映画も例外ではない。」
オフィサー・アンド・スパイ
監督:ロマン・ポランスキー 脚本:ロバート・ハリス、ロマン・ポランスキー 原作:ロバート・ハリス「An Officer and a Spy」
出演:ジャン・デュジャルダン、ルイ・ガレル、エマニュエル・セニエ、グレゴリー・ガドゥボワ、メルヴィル・プポー、マチュー・アマルリック他
2019年/フランス・イタリア/仏語/131分/4K 1.85ビスタ/カラー/5.1ch/原題:J’accuse/日本語字幕:丸山垂穂 字幕監修:内田樹
提供:アスミック・エース、ニューセレクト、ロングライド 配給:ロングライド 公式サイト:longride.jp/officer-spy/