ポリッジ・レディオはチャーリーXCXとデフトーンズから影響を受けたというニュー・シングル“The Rip”が公開されている。
“The Rip”はサード・アルバム『ウォータースライド、ダイヴィング・ボード、ラダー・トゥ・ザ・スカイ』に収録される。アルバムからは2月に“Back To The Radio”が公開されていた。
ヴォーカリストのダナ・マーゴリンは新曲について次のように述べている。「チャーリーXCXのような重厚なポップでありながらも、スロスラストやデフトーンズといったバンドが持つインストゥルメンテーションを取り入れたサウンドにしたかった」
ダナ・マーゴリンの姉妹であるエラが監督した“The Rip”のミュージック・ビデオはこちらから。
「“The Rip”はアルバムの中でも最後に完成した曲で、レコーディングの為、2021年3月にスタジオに入る1週間ほど前に形になった」とダナ・マーゴリンは説明している。「歌詞を書くのに今までで一番時間がかかった曲で、完成まで数年かかった。当初は自分がコントロールできる力関係を歌ったものだったが、最後には、自分には何もない、という状態を歌ったものとなった」
彼女は次のように続けている。「私の友人たちは私が慣用句を使って、よく知られたフレーズを入れることを批判するんだけど、この曲にはそれが詰まっている。核から何かが崩壊していくような、継ぎ目が破裂してくような概念が好きで、シンプルで普遍的なものを気に入っている。心が破裂して全身が傷つくようなサウンドにしたかった。魂が身体から抜け落ちていくような感覚を求めていたの」