ベル・アンド・セバスチャンは新作『ア・ビット・オブ・プリヴィアス』よりサード・シングル“Young and Stupid”が公開されている。
“Young and Stupid”は“Unnecessary Drama”、ウクライナ紛争の犠牲者支援を打ち出した“f They’re Shooting at You”に続く楽曲となっている。
この曲には2015年のボナルー・フェスティバルのステージで俳優のジョン・ハムとザック・ガリフィアナキスがお菓子を食べさせ合ったことに言及したメッセージが添えられている。
「2015年のボナルー・フェスティバルでベル・アンド・セバスチャンはグミベアを投げてもらうためにザック・ガリフィアナキスをステージに招きました。そうしたらスチュアート・マードックは楽しくなって、キャッチまで要求してきました」とジョン・ハムは述べている。
「ドラマチックでバカバカしく、優雅さとスタイルと共にそれは行われ、ザック・ガリフィアナキスの分も含めて私は『このライヴに参加させてくれたことに感謝したいと思います』と言いました。お客さんが混乱しているのは分かりましたが、自分としてはものすごく嬉しかったのです。あなたのお好みのグミベアと共にこのアルバムを楽しんでください。そして、懐かしく思ってもらえればと思います」
“Young and Stupid”のリリック・ビデオはこちらから。
2019年にリリースされた映画のサウンドトラック『デイズ・オブ・バグノルド・サマー』を除けば、7年ぶりとなる新作はロサンゼルスでセッションする予定がパンデミックのために中止された後、グラスゴーでレコーディングされている。出身地のグラスゴーで制作されたアルバムは2000年発表の『わたしのなかの悪魔』以来となる。
長年のリハーサル・スペースを新型コロナウイルスに対応したスタジオに改修してレコーディングは行われたとのことで、時間のプレッシャーがなかったことが功を奏したという。「昨年の2月から挽回としてレコーディングを始めたんだけど、そこから今までの1年間は本当に崇拝すべき1年になったんだ」とスチュアート・マードックは語っている。「集中して自分たちの好きなものに取り組むことになったんだけど、これまでなかった感じだったんだ」
新作『ア・ビット・オブ・プリヴィアス』は5月6日に世界同時発売され、日本盤CDには解説および歌詞対訳が封入され、ボーナス・トラック“A Bit of Previous”、“Sometimes”が追加収録される。