ベル・アンド・セバスチャンは通算10作目となる新作『ア・ビット・オブ・プリヴィアス』をリリースすることを発表し、ファースト・シングル“Unnecessary Drama”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
2019年にリリースされた映画のサウンドトラック『デイズ・オブ・バグノルド・サマー』を除けば、7年ぶりとなる新作はロサンゼルスでセッションする予定がパンデミックのために中止された後、グラスゴーでレコーディングされている。出身地のグラスゴーで制作されたアルバムは2000年発表の『わたしのなかの悪魔』以来となる。
長年のリハーサル・スペースを新型コロナウイルスに対応したスタジオに改修してレコーディングは行われたとのことで、時間のプレッシャーがなかったことが功を奏したという。「昨年の2月から挽回としてレコーディングを始めたんだけど、そこから今までの1年間は本当に崇拝すべき1年になったんだ」とスチュアート・マードックは語っている。「集中して自分たちの好きなものに取り組むことになったんだけど、これまでなかった感じだったんだ」
“Unnecessary Drama”のミュージック・ビデオはこちらから。
この曲についてスチュアート・マードックは次のように述べている。「この曲は、ある若者が、強制的に活動を休止させられた後に、再び人間としてやり直すかどうかを迷っている歌なんだ。この若者は、人生というゴタゴタに巻き込まれることに価値があるのかないのか を天秤にかけている! それでも、人生というものにいざ足を踏み入れてみると、とても面白くなって、ついついやり過ぎてしまう。煩わしさと虚無のどちらかなら、僕たちはやはり煩わしさを選ぶんだよ」
新作『ア・ビット・オブ・プリヴィアス』は5月6日に世界同時発売され、日本盤CDには解説および歌詞対訳が封入され、ボーナス・トラック“A Bit of Previous”、“Sometimes”が追加収録される。