ザ・ビートルズはドキュメンタリー映像作品『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』のBlu-rayコレクターズ・セットとDVDコレクターズ・セットよりルーフトップ・コンサートの映像が公開されている。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの監督で知られるピーター・ジャクソンが手掛けた『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』と題された本作はザ・ビートルズにとって最後から2番目となるアルバム『レット・イット・ビー』の制作を追ったもので、57時間の未発表映像と150時間のほぼ未発表の音源を使用したものとなっており、ロンドンのサヴィル・ロウで行われた最後のライヴが全編収録されたものとなっている。
公開されたルーフトップ・コンサートの映像はこちらから。
ピーター・ジャクソン監督はリリースについて次のように語っている。「未公開映像と音源を使用することで、この作品をビートルズ・ファンが長らく夢見てきた『(当時の)現場に立ち会う』という究極の映像体験にするつもりだ。つまり、タイム・マシーンに乗って1969年に戻り、スタジオで4人が素晴らしい音楽を作っている現場に居合わせられるような体験だ」
ポール・マッカートニーは次のように続けている。「ザ・ビートルズが共にレコーディングをしていたときの真の姿を描き出すフィルムを作るために、ピーターが僕たちのアーカイブを掘り下げてくれたことを本当に嬉しく思っている。僕たちの間にあった“愛と友情”が胸に甦ってきて、当時、僕たちがどれほどクレイジーで素晴らしい時間を過ごしていたのかを思い出させてくれた」
リンゴ・スターは次のように語っている。「当時の僕たちは何時間も笑ったり、音楽を演奏したりして過ごしていた。楽しいことも数多くあったし、ピーターは、きっとそれを見せてくれると思っている。きっとこのフィルムは、僕たち自身が体現し