ザ・ビートルズはドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』のルーフトップ・コンサート部分がアメリカのIMAXシアターで劇場公開されることが決定している。
ルーフトップ・コンサートは1969年1月30日に行われたことから、『ザ・ビートルズ:ゲット・バック – ルーフトップ・コンサート』はその53年後となる2022年1月30日に劇場公開される。
60分の映像は昨年の11月25日よりディズニープラスで配信されている『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』の第3エピソードからの抜粋となっている。ルーフトップ・コンサートは全編が既にドキュメンタリーに収録されているが、上映版はIMAX用に映像と音が最適化されている。
上映後、ピーター・ジャクソン監督は特別なQ&Aセッションに受け答えるものとなっており、すべての上映館でその模様も上映される。
「『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』からのルーフトップ・コンサート部分がIMAXの大画面で体験してもらえることに興奮しています」とピーター・ジャクソンは声明で述べている。「これがザ・ビートルズの最後のコンサートです。本作を観て聴いてもらえる最高の形だと思います」
『ザ・ビートルズ:ゲット・バック – ルーフトップ・コンサート』は1月30日に初上映された後、世界各地で2月11日から2月13日に上映される。
『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』はアルバム『レット・イット・ビー』のレコーディングを撮影した60時間近くの未発表映像をピーター・ジャクソンがまとめたものとなっている。
ピーター・ジャクソンは『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』の長大な再生時間について「重要だと思ったものは何一つ省いていないと言いたいね」と釈明している。「それがこの長さになってしまった理由なんだけどね。自分がザ・ビートルズのファンである部分が入ってきてしまって、もし今回入らなかったら、また50年間、日の目を見ない可能性があると思ってね」