ジャスティン・ビーバーは顔の右側が麻痺しているという週末に明かしたラムゼイ・ハント症候群との闘病生活について最新情報を明かしている。
6月11日にジャスティン・ビーバーは珍しい病気だと診断されたことを動画で説明している。メイヨー・クリニックによれば、ラムゼイ・ハント症候群は「帯状疱疹の発生が片方の耳の近くの顔面神経に影響を及ぼすと起こる」という。動画でジャスティン・ビーバーはまばたきや笑顔、鼻腔の動きで苦労する様子が映っていた。
ジャスティン・ビーバーは顔の麻痺が時間が経てば治ると語っていたが、今回インスタグラムのストーリーで回復していることを伝えている。「日に日によくなっています」と彼は記しており、キリスト教の信仰が病気に向き合う助けとなっている。
彼は次のように続けている。「あらゆる不快感を乗り越えて、自分を生み出し、自分を知る方の中に癒やしを見出しています。私のことをすべて知っていることが思い出されました。誰にも知ってほしくない自分の最も暗い部分も知っていて、常に愛する腕で私を迎え入れてくれます。こうした視点が今、直面しているひどい嵐の間も穏やかさを与えてくれます。この嵐が通り過ぎることは分かっていますし、一方、神は常に一緒にいてくれます」
ラムゼイ・ハント症候群によってジャスティン・ビーバーは北米ツアーの日程が延期されている。病名に先立って延期は発表されており、当時は具体的な病名は明かされていなかった。
ジャスティン・ビーバーは延期の発表の際に次のように述べている。「この時間を休んでリラックスすることに使って、100%回復して、そして生まれながらにしてやるべきことをやるよ」北米ツアーの振替公演の日程は現時点で発表されていない。
『ジャスティス』のワールド・ツアーは当初2020年に予定されていた『チェンジズ』ツアーを含めて3度日程が変更されている。今年に入ってからもジャスティン・ビーバーが新型コロナウイルスで陽性になったために公演は延期されたが、ヨーロッパ・ツアーは2月から3月にかけて完遂されている。
ジャスティン・ビーバーは7月から北欧で公演を行う予定となっており、その後、南米、南アフリカ、インド、東南アジア、日本、オーストラリアでの公演が予定されている。