Night Tempoは7月にフジロックフェスティバル ‘22の出演、そして8月には全国7都市を周るジャパン・ツアーで、2020年2月以来、2年半ぶりの来日を果たす彼が、半年ぶりに「昭和グルーヴ」を発売する事が決定した。
その来日を記念してリリースされる昭和グルーヴ第13弾で取り上げるのは、日本の歌謡界を代表する大御所歌手、細川たかし。名曲「北酒場」を昭和グルーヴにリエディットした1曲入りで7月1日(金)に配信リリースする。
「北酒場」は1982年3月21日に発売された細川たかしの18枚目のシングル。作詞:なかにし礼、作曲:中村泰士のコンビで制作され、大ヒットを記録。同年大晦日には『第24回日本レコード大賞』を受賞、同日放送の『第33回NHK紅白歌合戦』でも披露され、1982年を代表する流行歌のひとつである。
Night Tempoはこれまで「北酒場」をライヴ用にリエディットしてDJプレイをしていたが、今回、マルチトラックから新たにリエディット、公式でリリースされる運びとなった。フロアでオーディエンスから大きなリアクションを得ていた「北酒場」リエディットが待望のオフィシャル化である。また、今作のジャケットは当時の「北酒場」のオリジナル・シングル・ジャケットを使用、Night Tempoが自らヴェイパーウェイヴ感溢れる、インパクト大のアートワークを制作した。Night Tempoがジャケットを手掛けるのは2019年11月発売の1986オメガトライブの昭和グルーヴ以来。
ここ数年、韓国では若者の間で韓国の演歌=トロットがブームで、K-Popアーティストもトロット楽曲をリリースしているという。その韓国出身のNight Tempoが日本の演歌を昭和グルーヴで取り上げるということは大変興味深いところだ。
また本作リリースに先駆け、「北酒場」のコンサート映像が、細川たかしの公式YouTubeチャンネルで本日から公開となった。
1989年9月9日にNHKホールで開催された、細川たかし歌手生活15周年リサイタル『人生歌列車』からの映像となっている。
奇しくも今年は「北酒場」発売から40周年。細川たかし氏も面白がっているというNight Tempoのリエディットの発売が待たれるところである。