ブラック・ミディは来たるニュー・アルバムより新曲“Sugar/Tzu”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
“Sugar/Tzu”のミュージック・ビデオはこちらから。
新作についてジョーディ・グリープは次のように述べている。「『カヴァルケイド』がドラマだとしたら、『ヘルファイア』は壮大なアクション映画のようだ」
新作の物語は三人称で語られ、「道徳的に疑わしい人物の物語を語る」ものになるという。「直接的でドラマチックな独白があり、私たちの劣化した善悪の感覚に仰々しく訴えかけてくる。笑っていいのか、ぞっとするのか、まったく分からない」
「描かれているのはほぼ全員がクズ野郎なんだ」とジョーディ・グリープは述べている。「書いたほとんどすべては実話から来ているもので、自分が経験したことに脚色して、書いてみたんだよ。地獄は信じていないけど、昔の愚行は曲の題材として素晴らしい。映画とか地獄の描写が好きなんだ。ダンテの『神曲:地獄篇』もそうだし、『シンプソンズ』でホーマーが地獄に行った時も、『フューチュラマ』のロボットによる地獄もね。ユダヤ人作家であるアイザック・バシェヴィス・シンガーは人々の暮らしにサタンが干渉するのを描いている。たくさんあるんだよ」
メンバーのキャメロン・ピクトンは次のように続けている。「『ヘルファイア』には愛だったり、そういうものがたくさんある。どの曲にもうやさしい裏側があるんだよ。地獄だったり、サタン、殺人、不愉快なことなど、ダークな部分も色濃いけどね。でも、どの曲にも光と影の両方があるんだ」
ブラック・ミディは12月に来日公演を行うことが決定している。