カニエ・ウェストは自身の楽曲“Monster”のヴァースに参加したニッキー・ミナージュに「見事にやられてしまった」と考えていたと元交際相手のアンバー・ローズは語っている。
アンバー・ローズはニッキー・ミナージュをカニエ・ウェストに推薦したのは自分で、カニエ・ウェストがどれだけ感心していたかについて語っている。
「私が“Monster”にニッキーを推したの」とアンバー・ローズは『ハイヤー・ラーニング』のインタヴューで語っている。
「当時、カニエ・ウェストはニッキーのことを知らなかった。私はニッキーをスタジオに呼んで、“Monster”に参加してもらったの。彼女はまだ駆け出しで、スタジオで観て、『すごいわ。この人は才能に溢れているわ』と思った。それでカニエに『“Monster”にはニッキーという娘を入れないと』と言ったの。カニエは『誰だよ? 何だって? いらないよ』という感じだった」
アンバー・ローズはカニエ・ウェストが一時期、ニッキー・ミナージュのヴァースがあまりに素晴らしかったために曲から外したがっていたとも語っている。「彼は『自分の曲で見事にやられてしまった女をなんで入れなきゃいけないんだ』と言っていた」
2018年にもアンバー・ローズはコンプレックスの番組『オープン・レイト』でカニエ・ウェストとニッキー・ミナージュが出会った時のことにを振り返っている。「私は最初からニッキー・ミナージュのことを信じていた。当時はカニエと付き合っていて、『カニエ、彼女は素晴らしいから、やってあげなきゃ』と私は言っていた。そうしたら試しに“Monster”をやってくれたの。彼は『見事にやってのけたな』と言っていたわ」
一方、カニエ・ウェストはジ・インターネットのスティーヴ・レイシーに賛辞を寄せており、「地球上で最もインスピレーションを与えてくれる人の1人だ」と語っている。