マネスキンはエルヴィス・プレスリーによる“If I Can Dream”のカヴァーのミュージック・ビデオが公開されている。
“If I Can Dream”のカヴァーはバズ・ラーマンが監督した伝記映画『エルヴィス』のサウンドトラックに収録されている。
マネスキンはトリノで開催された2022年のユーロヴィジョン・ソング・コンテストで“If I Can Dream”をカヴァーしており、6月よりストリーミング・サービスで配信されている。今回、映画『エルヴィス』の映像を使ったミュージック・ビデオが公開されている。
“If I Can Dream”のミュージック・ビデオはこちらから。
『NME』のインタヴューでフロントマンのダミアーノ・デイヴィッドはこのカヴァーについて次のように語っている。「バズ・ラーマンと話をしたけど、クールで、ものすごく頭のいいアイディアを持っている人だった。というのも、僕らにすごくロックっぽいアップテンポの曲をやらせるのは簡単だと思うんだ。だけど、話している行間の中でエルヴィスのスウィートな面を見せるものができるということを見抜いてくれたんだ。いい仕事ができたと思うよ」
彼は次のように続けている。「曲の意味合いもすごく現代に通じているよね。『If I can dream of a better land / Where all my brothers walk hand in hand(みんなで手を取り合えるよりよい国を夢見るなら)』という歌詞は団結、平和、自由、幸せについて歌われている。ふさわしい時に出すことができた。自分たちのやったこと、プロジェクトに参加できたことを誇りに思っている。素晴らしいものになるという感覚があったんだ」
ダミアーノ・デイヴィッドはライヴで今後も「カヴァーをやっていく」ことになるだろうとも語っている。「最高にクールなことの一つだよね。曲というのは書いて出したら、その人のものじゃなくなるんだ。みんなのものになるんだよ」
映画『エルヴィス』のサウンドトラックにはエミネム、テーム・インパラ、スティーヴィー・ニックス、ジャック・ホワイト、スウェイ・リー、ディプロ、クリス・アイザック、デンゼル・カリー、ジャスミン・サリヴァンらが参加している。
マネスキンはサマーソニック2022に出演するために来日することが決定している。