カニエ・ウェストはインスタグラムで自身のブランドであるイージーと協力契約を結んでいるGAPを批判する投稿を行っている。
現地時間8月30日、カニエ・ウェストは蛍光色のイージー・ギャップのサングラスと思われる写真を投稿して、キャプションに「GAPは自分に関するミーティングを自分なしで開いたのか?」と書き込んでいる。その後、ショートメールのスクリーンショットを投稿して、その中でモデルの着るGAPのTシャツが自身のデザインを盗作していると述べている。
「これはGAPがYGEBBを盗作している」として、イージー・ギャップ・エンジニアード・バイ・バレンシアガの名前を出しており、インスタグラムのキャプションでは「でも、自分の知らないところで行われようとしていた日本でのキッズとの写真撮影は中止されたんだ」と述べている。
さらにカニエ・ウェストはGAPの社員と思われる人物とミーティングする動画を投稿しており、「このプロジェクトはセレブリティ・マーケティングとかではないし、コラボレーションでもない。人生のミッションなんだ」と動画の中で語っている。
その後、カニエ・ウェストは独立したイージーのテンポが世界各地にオープンする計画を発表して、最初の店舗はアトランタになることを明かしている。「土地や不動産を買うつもりだよ。アメリカのすべての州、そして世界にもオープンするんだ」とカニエ・ウェストは述べ、10年以上の小売店舗経験者に連絡するように呼びかけている。
「アディダスともGAPとも契約したのは、契約上は常設店舗を建てることになっていたからだ。なのに、両社ともに救済したのに、どちらもそれをやっていない」とカニエ・ウェストは続けており、両社とのコラボレーション契約に言及している。プシャ・Tはヴァージニア州とペンシルベニア州の店舗を応援するために自分を使ってくれとコメントしている。
カニエ・ウェストはGAPと2020年に「手に取りやすい」商品を開発するために提携している。2021年6月に最初の商品が発表されており、リサイクル・ナイロンによるジャケットやパーカー、パンツ、トップス、アクセサリーなどが販売されている。
今年6月にカニエ・ウェストは先日発売されたアディダスによるサンダル「アディレッタ22」を批判して、「アディダスによって作られた偽物のイージー」と述べている。
今は削除されているインスタグラムの投稿で、カニエ・ウェストは5月に発売されて完売した「アディレッタ22」の写真を投稿して、アディダスのCEOであるカスパー・ローステッドに宛てたメッセージを寄せている。
「もうこのあからさまな模倣には我慢できないね」とカニエ・ウェストは述べている。「自分自身を表現したいけれど、契約を失ったりクレイジーと言われたりするからできないすべての人のために言うよ」
カニエ・ウェストはこのサンダルが「権力にある人間が才能のある人間に持っている失礼さを体現している」と述べ、「偽物のイージー」と評している。カニエ・ウェストはCEOのカスパー・ローステッドに宛てて「話がある」と締めくくっている。