フー・ファイターズのギタリストであるクリス・シフレットはフー・ファイターズがバンドとして更にアルバムを作る可能性について語っている。
ドラマーのテイラー・ホーキンスが今年3月に亡くなって以降、バンドの今後については不透明となっていて、予定されていたライヴはすべて中止されている。テイラー・ホーキンスについては2公演の追悼コンサートが行われることのみが発表されている。
しかし、新たなインタヴューでクリス・シフレットはバンドが新たなアルバムを作る可能性について言及している。
先日、“Long, Long Year”と“Born & Raised”というソロ・シングルをリリースしているクリス・シフレットはジャスティン・ジェイによるポッドキャストに出演して、他のインタヴュアーはテイラー・ホーキンスが亡くなったことについて触れてくるのか、それとも敢えて触れないのかと訊かれている。
「自分が出会ったほとんどの人は敬意をもって接してくれるか、その話題は避けるようにしているね」とクリス・シフレットは語っている。「次のフー・ファイターズのアルバムが出て、プロモーションのあれこれに戻ると、おそらくもっと触れられることになるんだろうね」
「僕がフー・ファイターズに加入したのは1999年だったんだけど、カート・コバーンが亡くなってからしばらく経った時で、デイヴにそのことを訊こうかどうか、みんなつらそうだったのを覚えている。そういうことになるんじゃないかと思っているんだ」
hey – nothing better than catching up with an old friend!! streaming everywhere now… https://t.co/aLlVpzPSW1 pic.twitter.com/JRov2S6NZO
— Chris Shiflett (@ChrisShiflett71) September 25, 2022
クリス・シフレットは続けて「みんなすごく敬意を払ってくれるけど、ジム・モリソンが亡くなったことやランディ・ローズのことといったロックンロールの悲劇的な死について、自分が知っていると思っていたことについて考え直すことになった」と語っている。
「テイラーはビッグな奴だったから、多くの人にとって大切な存在だった。だから、そこに惹かれるのも分かるんだけど、完全に間違っていることもたくさんあるんだ」
「デイヴ・グロールが新型コロナウイルスのワクチンを受けさせて、テイラー・ホーキンスを殺したと言うような人がいるんだよ。そんな言い方をするのか?ってね。最低だね。気にしないようにしているけど、腹立たしくもなるよ。失礼極まりないからね」