〈特殊効果の神〉フィル・ティペット監督作『マッドゴッド』を12月2日(金)より、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開します。
本作は、主人公である孤高のアサシンが、とある人類最後の男に派遣され、地下深くの荒廃した暗黒世界に降りていき、無残な化け物たちの巣窟と化したこの世の終わりを巡っていく未踏の物語。
その人類最後の男<ラストマン>を演じるのが、世界一パンクな監督であり俳優であるアレックス・コックス!
1954年12月15日、イギリス、リバプール生まれ。オックスフォード大学で法律を学び、その後カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で映画を学ぶ。UCLAでは実験的なコメディ『Sleep is Sissies』(80)の脚本を書き、ジャック・ニコルソン映画脚本賞を受賞。1984年の『レポマン』で長編監督デビューし、アメリカでカルト的人気を獲得した。その他の代表作に、『シド・アンド・ナンシー』(86)、『ストレート・トゥ・ヘル』(87)、『ウォーカー』(87)などがある。
フィル・ティペットとアレックス・コックスは、『ロボコップ』『スターシップ・トゥルーパーズ』を手がけた有名映画プロデューサーのジョン・デイヴィソンと共に長年の友人で、何か一緒にやろうと話していたそうだ。実は、『マーズ・アタック!』(1996年)でそれを実現すべくコックスが脚本を書いたが、スタジオに採用されず、最終的にはティム・バートン監督が手掛けることになったという。本作は、ティペットの個人的なプロジェクトということで、俳優としてコックスに実写パートを演じてもらうことになり、念願のコラボレーションが叶ったという。
本作で、アレックス・コックスは、ラストマンをどのように怪演するのか。長いキャリアの中で熱狂的なコア映画ファンを魅了してきた彼の新たな顔が開花する−!
マッドゴッド
監督:フィル・ティペット 出演:アレックス・コックス
2021年/アメリカ/84分/1.78:1/カラー/5.1ch/原題:MAD GOD/日本語字幕:高橋彩/PG12 ©2021 Tippett Studio
提供:キングレコード、ロングライド 配給:ロングライド
公式サイト:https://longride.jp/mad-god/