テイラー・スウィフトは『ミッドナイツ』のレコーディング・セッションで使われたサイン入りのギターが退役軍人のチャリティのためにオークションに出品されている。
最新作のレコーディング中の写真が描かれたアコースティック・ギターは下記のサイトでオークションに出品されている。
https://e.givesmart.com/events/tCt/i/_All/k0XL/
米『ビルボード』誌によれば、レイヴン・ドラム・ファウンデーションによるオークションは12月12日まで開催され、PTSDやトラウマを抱える退役軍人や救急隊員への資金を募るために最も影響力のあるアーティストがオークションに協力している。
デフ・レパードのドラマーであるリック・アレンと妻のローレン・モンローが設立したレイヴン・ドラム・ファウンデーションは「革新的な健康支援プログラムを通して自殺を防止する取り組みによって退役軍人、救急隊員、トラウマを抱えた生存者に教育を与え、後押しする」ことを目的としている。
Taylor Swift Guitar To Be Auctioned https://t.co/60K7MMyrAf pic.twitter.com/NsOLj0JCzD
— Music Connection (@musicconnection) December 5, 2022
先日、テイラー・スウィフトは「ジ・エラズ・ツアー」のチケット販売を巡ってファンがチケットマスターに対して訴訟を起こしている。
訴訟は13州のファンがロサンゼルス郡地方裁判所で12月2日に起こしたものとなっており、先行販売がカリフォルニア州カートライト法とカリフォルニア州不公正競争法に違反していると主張している。
原告はチケットマスターの親会社であるライヴ・ネイションを詐欺、価格操作、反トラスト法違反で非難している。
チケットマスターは現地時間11月17日に「尋常じゃなく高い需要」があり、「需要に応えるためのチケット在庫が不十分なため」テイラー・スウィフトのチケット一般発売を中止している。11月15日に行われた「ジ・エラズ・ツアー」の先行販売でも技術的不備が指摘されており、ウェブサイトの停止と長い待ち時間についてファンからは不満の声が上がっていた。
チケットマスターはウェブサイトの運営で「ひどい体験」をした人々に謝罪しており、次のように述べている。「できるだけ簡単にチケットを購入できるように努力しています」
テイラー・スウィフトはチケットの一般発売中止を受けて次のように述べている。「私がファンを非常に大切にしていることは言うまでもありません」
「私たちはこれを何十年にもわたって、長年やってきました。キャリアにおいて様々な要素を取り入れてきました。私と同じくらいファンのことを大切にしている私のチームと共にファンの体験の品質を改善するためにそうしたことをしてきたのです。こうした関係性や忠誠心を併せ持つ外部の団体を信じることは難しいことです。何の手立てもなくミスが起こるのを見ているのは耐え難いことでした」