パニック!アット・ザ・ディスコは約20年に及ぶ活動を経て、解散することをブレンドン・ユーリーが発表している。
パニック!アット・ザ・ディスコは2004年にネヴァダ州ラスベガスでブレンドン・ユーリー、ライアン・ロス、スペンサー・スミス、ジョン・ウォーカーによって結成されている。
4枚のアルバムとメンバーの脱退を経て、パニック!アット・ザ・ディスコは2015年にブレンドン・ユーリーのソロ・プロジェクトとなっている。ブレンドン・ユーリーはその後、2016年発表の『ある独身男の死』、2018年発表の『プレイ・フォー・ザ・ウィキッド』、昨年発表の『ヴィヴァ・ラス・ヴェンジャンス』という3枚のアルバムをリリースしている。
パニック!アット・ザ・ディスコは来月からヨーロッパ・ツアーに乗り出すことが決定している。
ソーシャル・メディアで公開された声明でブレンドン・ユーリーはこれらのライヴが最後になることを発表している。彼は妻のサラ・オルゼショヴスキーが第一子を妊娠していることを明かし、家族のことに集中したいと述べている。
「まあ、すごい旅路でした」とブレンドン・ユーリーは投稿を始めている。「ラスベガスで育った自分は人生がこんな場所まで連れてきてくれるなんて想像もできませんでした。世界各地のいろいろな場所を訪れ、その中で友人ができました」
「でも、時に旅は新しい旅を始めるために終わらなければなりません。秘密にしてきましたが、聞いた人もいるかもしれません。サラと僕は最近になって子どもを妊娠しました。父親になるということ、そして妻が母親になるのを見つめることは身が引き締まる思いですし、楽しみでもあります。この次の冒険を楽しみにしています」
ブレンドン・ユーリーは次のように続けている。「つまり、人生における今のチャプターを終わらせて、家族に集中してエネルギーを注いでいこうと思います。だから、パニック!アット・ザ・ディスコはこれ以上存在しません」
ブレンドン・ユーリーはファンの「計り知れないサポート」に感謝の思いを伝えている。「腰を据えてこれを伝える完璧な方法について考えようとしましたが、どれだけ大切なものかは言葉にできませんでした」
「最初からの人も知ったばかりの人も、たくさんの才能ある人々とステージを共有できただけでなく、みなさんと時間を共有できたことは喜びでした。最後のツアーでヨーロッパやUKのみなさんと会えるのを楽しみにしています」
「愛していますし、ありがたかったです。みなさんの存在に感謝しています。ブレンドン」