インヘイラーはニュー・シングル“If You’re Gonna Break My Heart”の音源が公開されている。
“If You’re Gonna Break My Heart”は2月17日にリリースされるセカンド・アルバム『カッツ&ブルーゼズ』から公開された3曲目のシングルとなっている。これまでにアルバムからは“Love Will Get You There”と“These Are The Days”が公開されている。
インヘイラーは“If You’re Gonna Break My Heart”について次のように語っている。「昨年、アメリカ・ツアーをした時にボブ・ディラン、ザ・バンド、ブルース・スプリングスティーンといった偉大なアメリカのソングライターの曲をたくさん聴いたんだ」
「そうしたアーティストを聴いて、広い高速道路を旅したことには感銘を受けて、これまでよりもライヴ・バンドっぽいサウンドになったんだ」
先日、インヘイラーはアークティック・モンキーズとのツアーについて語り、「最も愛らしく、歓迎してくれる人たち」だったと語っている。
インヘイラーは昨年の夏にアークティック・モンキーズとヨーロッパ・ツアーを行っており、今年のツアーでもサポート・アクトを務める予定となっている。
『NME』によるロング・インタヴューでインヘイラーのフロントマンであるイライジャ・ヒューソンは次のように語っている。「自分たちがやっているということに手応えはいまだにないけど、でも、彼らは最も愛らしく、歓迎してくれる人たちでね。だから、挑戦して、最善を尽くさなきゃいけないんだ」
ベーシストのロバート・キーティングは次のアークティック・モンキーズとのツアーに合う「レザー・ジャケット」を探していると冗談を飛ばしている。「彼らといると、自分たちが子どものように感じずにはいられないんだ」
今年のライヴへの意気込みについてイライジャ・ヒューソンは次のように続けている。「よりいいライヴになるよ。もうステージで5人の男が一か八かやってみるというものじゃない。進歩して、本当のものを見せなきゃいけない」
『NME』とのインタヴューでインヘイラーはドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』を観たことでセカンド・アルバム『カッツ&ブルーゼス』を作るプレッシャーから解放されたところもあったと語っている。
「史上最高のロック・バンドが問題を抱えて苦労するところを観たわけだからね。『完璧なレコードだ。どこに悪いところがあるんだ?』と思っていたのに、その関係性を目にすることになった。それは自分たちも時に対立することがあったとしても、素晴らしいもの、正しいことに取り組んでいる感覚を与えてくれたんだ」
インヘイラーはハリー・スタイルズのスレイン・キャッスル公演やサム・フェンダーのセント・ジェイムス・パーク公演に出演することも決定している。