エミネムは「リーズナブリー・シェイディ」というポッドキャストに対して商標登録に異議申し立てを行っている。
『ページ・シックス』が入手した法廷書類によれば、エミネムは2月14日付で「リーズナブリー・シェイディ」を手掛けるジゼル・ブライアントとロビン・ディクソンに対して異議申し立てを行っている。
エミネム側はテレビ番組『リアル・ハウスワイヴス・オブ・ポトマック』に出演していたジゼル・ブライアントとロビン・ディクソンの番組に商標を許可した場合、ブランドが損害を受けると主張している。
また、「リーズナブリー・シェイディ」というポッドキャストの商標を許可した場合、90年代末からスリム・シェイディやシェイディといった呼称が使われてきたことを知る「消費者には混乱を生じさせてしまう」だろうとも述べている。
エミネムはマーチャンダイズなどに「シェイディ」という言葉を使うことができる商標を所有している。
ジゼル・ブライアントとロビン・ディクソンは異議申し立ての数週間前に「リーズナブリー・シェイディ」という言葉の申請を行っており、水のボトル、リップグロス、スウェットシャツ、帽子、ジャケット、靴下などに使う意向だという。ジゼル・ブライアントとロビン・ディクソンは異議申し立てに対する対応を3月26日までに行わなければならない。
交際、人間関係、結婚、起業、母親像、スタイル、時事問題などを扱うこのポッドキャストは2年足らずで500万ダウンロードに達している。