トニー・ホークはトレント・レズナーを初めとした豪華メンバーと共にナイン・インチ・ネイルズの“Wish”をカヴァーしている。
トニー・ホークはゲーム『プロ・スケーター』のサウンドトラックに曲を提供してきたオルタナティヴ・アーティストのキャリアを後押ししてきたことで知られている。
昨年、トニー・ホークはスケートボードと音楽、ゲームを組み合わせたフェスティバル「ウィークエンド・ジャム」を開催しており、モデスト・マウス、ディセンデンツ、ディーヴォらが出演している。
今回、トニー・ホークはYouTubeチャンネル「マイキー・アンド・ヒズ・ユーク」でトレント・レズナーと共に1992年発表のシングル“Wish”をカヴァーしている。
トニー・ホークはカヴァーでヴォーカルを担当しており、ストリートでスケートボードをするDIYスタイルの動画と組み合わせられている。トレント・レズナーもコミカルに道路を渡ろうとする形で動画に出演している。
カヴァーにはザ・ディリンジャー・エスケープ・プランのベン・ワインマン、ザ・ブロンクスのブラッド・メガーズ、エヴリ・タイム・アイ・ダイのライアン・レガーも参加している。
カヴァーの映像はこちらから。
YouTubeチャンネルの管理人であるフェアマウンツのフロントマンであるマイキー・ホードンは「友人や仲間のミュージシャンの助けを借りて、好きな曲の面白いバージョンを作っている」とチャンネルについて説明している。
「このシリーズが始まった時から特にこの曲はカヴァーしたいと思っていた。でも、やるからにはふさわしいラインナップでなければならなかった。このクルーがもたらしてくれた情熱とエネルギー以上に満足できるものはないだろうね。参加してくれた全員に愛を」
今年2月、ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーとアッティカス・ロスはデヴィッド・フィンチャー監督の次回作『ザ・キラー(原題)』の音楽を担当することが明らかになっている。
11月10日にネットフリックスで配信される『ザ・キラー』はトレント・レズナーとアッティカス・ロスにとってデヴィッド・フィンチャー監督との5度目のコラボレーションとなる。2人はこれまで『ソーシャル・ネットワーク』、『ドラゴン・タトゥーの女』、『ゴーン・ガール』、『Mank/マンク』の音楽を手がけており、『Mank/マンク』ではアカデミー賞の最優秀音楽賞を受賞している。