クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・ホーミは新たなインタヴューで2022年にガンと診断されたことを明かしている。
クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは6年ぶり通算8作目となるニュー・アルバム『イン・タイムズ・ニュー・ローマン…』をリリースしている。
『リヴォルヴァー』誌のインタヴューでジョシュ・ホーミは2019年のブロディ・ドールとの離婚を含め、新作の制作期間は私生活で「多くのことを抱えていた」と語っている。
「これ以上悪くなることはないなんてことは言えない。そんなことは言えないよ。言うつもりもなかった。ただ、言えることは良くなっていく可能性はあるということだよね」とジョシュ・ホーミは語っている。
「ガンはこの興味深い時期のオマケでしかないんだ。こうしたことを経験できて、ものすごく感謝しているよ。振り返ると、大変なことだったけれど、自分をよりよくしてくれると思う。それがよかったよ。やりたことがたくさんあるんだ。一緒にやってみたい人もたくさんいるしね」
ジョシュ・ホーミは新作からのファースト・シングル“Emotion Sickness”のタイトルを引用しながら、次のように続けている。「感情の面で深刻な病を抱えていた。そのことを考えるのは問題ない。そうした気持ちを抱え込んで、落ち込んでしまうとよくないんだ。自分の人生でも最も暗い時期だった。でも、大丈夫だよ。心の痛みも、過ちも、いくつかの死も、自分が抱えている身体の問題も、こうしたことが起こって、自分のかつての生活は砕け散ったけど、砕け散った欠片で乗り出す船を組み立てることができた。そうした欠片から新しい人生へと船出していくんだ」
6月16日に世界同時発売となる新作の日本盤高音質UHQCDには歌詞対訳・解説書を封入し、Tシャツ付バンドルおよびアクリル・スタンド、ステッカー・シートを封入した500セット限定のシリアル・ナンバー入りデラックス・ボックス・セットが同時リリースされる。
輸入盤は通常のCD/LPに加え、数量限定カラー盤としてグリーン、レッド、シルヴァー、クリア・ブルーの4色が展開される。