ザ・リバティーンズは「完璧な曲」を追い求めるという自分たちの取り組みとバンドとしての今後について語っている。
ザ・リバティーンズは2024年3月に『オール・クワイエット・オン・ザ・イースタン・エスプラネイド』をリリースすることを発表して、リード・シングル“Run Run Run”が公開されている。
カール・バラーとピート・ドハーティは『NME』に対して断酒、一体感、そして「美しい曲を書きたい」という思いなど、アルバムを完成させることになったものについて語っている。
まだ達成したいと思っている念願の希望はあるのかと訊かれて、ピート・ドハーティは次のように語っている。「カールに聴いてもらいたい作っている最中の曲があるんだ。そこにどう絡んでくれるのか見てみたいね」
カール・バラーは次のように続けている。「ずっと自分にとって完璧な曲を追い求めているんだ。それが見つかるかどうかは分からないし、果てしないことだけど、辿り着くか着かないかだよね」
ピート・ドハーティは以前にドラッグを断ち、フランスで穏やかな生活を送っていたことがフレデリック・ローとのアルバム『ザ・ファンタジー・ライフ・オブ・ポエトリー&クライム』を完成させることになったと語っていたが、断酒の取り組みがバンドに参加する動機となったと語っている。
「今回は日常のスクラップなんだよ」とピート・ドハーティは語っている。「自分の中の悪魔と向き合ったんだ。だって、カール、ゲイリー、ジョン、そして、このアルバムを信じているからね。嬉しかったよ。できるだけプロフェッショナルにやりたいし、みんなに曲を聴いてもらいたいし、ライヴで演奏したい。そうじゃなければ、もう一度挑戦して、ホテルの事業を進めて、何ができるか見てみるだけだよ」
カール・バラーとピート・ドハーティは次のアルバムまで、また8年間も待たなければならないのかという質問にも答えている。
「そうなるかもね。分からないよ。今の段階では自分たちにプレッシャーをかけないようにしているんだ」とカール・バラーは語っている。「知らず知らずのうちに曲が出てくる状態にしたいね。難しいことは分かっているんだけどさ」
ザ・リバティーンズは伝記映画の可能性についても語っており、「既に話をして、脚本も書こう」としていることを明かしている。しかし、ピート・ドハーティは自分の人生についてのドキュメンタリーはもう観られないと思うと語っている。