カサビアンはニュー・アルバム『ハプニングス』に先立って地元レスターで大規模なライヴ「サマー・ソルスティスII」を開催することを発表している。
カサビアンは2024年7月6日にレスターのヴィクトリア・パークでカイザー・チーフスをサポート・アクトに迎えて公演を行うことが決定している。更なるオープニング・アクトが今後発表される予定となっている。
「愛する地元のヴィクトリア・パークでサマー・ソルスティスの第2弾としてみんなとライヴができるなんて光栄だよ」とカサビアンはプレス・リリースで述べている。「外に出てこの夏最大のパーティーをやることが待ちきれないよ。モッシュピットで会おう」
来年の夏にリリースされる来たるアルバム『ハプニングス』を予約すると事前販売に申し込むことができる。ニュー・アルバムについてこれ以上の詳細は発表されていない。
カサビアンがヴィクトリア・パークで公演を行うのは10年ぶりとなり、フロントマンのトム・ミーガンなしで公演を行うのは来年が初めてとなる。
トム・ミーガンはパートナーの妻となったヴィッキ・エイジャーへの暴行を受けて200時間の無償労働を宣告されている。
有罪判決を受けてトム・ミーガンは1997年からの結成メンバーであったカサビアンを脱退している。トム・ミーガンは「自身のアルコール中毒と長年闘ってきました」として、有罪になったことが「警鐘となりました」とも説明している。また、トム・ミーガンはADHDと診断されたことも明かしており、ヴィッキ・エイジャーとは結婚している。
トム・ミーガンは2021年末にソロ活動を始動させており、今年5月にはソロ・デビュー・アルバム『ザ・レコニング』をリリースしている。トム・ミーガンはノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズのツアーのサポート・アクトを務めることも決定している。
昨年、カサビアンはトム・ミーガン脱退後初めてとなる通算7作目のアルバム『ジ・アルケミスツ・ユーフォリア』をリリースしている。