松任谷由実コラボベストアルバム「ユーミン乾杯!!」 参加アーティストのコメントと TVパフォーマンス用限定映像を本日公開

岡村靖幸
「影になって/岡村靖幸 cheers 松任谷由実」

ユーミン様から司令。
渾身の制作をしました。
気に入ってもらえると、嬉しいです。

くるり 岸田繁
「輪舞曲(ロンド)/くるり cheers 松任谷由実」

ユーミンからいただいたこのお仕事の依頼は、ヴォーカル・トラック以外は全てリハーモナイズしてもらって、アレンジも全然変えてください、とのことでした。

色々やってみたんですが、とにかくオリジナルのソングライティングとアレンジの完成度が高すぎて、何をやってもオリジナルを超えることは出来ないということが分かりました。

特にリズムや対旋律がどれ程彼女の詞作やヴォーカリゼーションを活かすものであるか、ということに大きな気付きがありました。

リハーモナイズをしましたが、ビートルズのジャズアレンジ、みたいなものにならないように、出来る限り繊細にやりました。

個人的にはとてもやり甲斐のある仕事でした。感謝感激です。またやらせてください!

GLIM SPANKY
「真夏の夜の夢/GLIM SPANKY cheers 松任谷由実」

尊敬するガールフレンド、ユーミンの名曲にGLIMテイストをプラスして新しい「真夏の夜の夢」が完成しました。
ユーミンから「あのリフを使わずに作ってみて!」と難しいリクエストをもらいまして、原曲リスペクトしつつ、新しい気持ちで制作しました。
土臭くざらっとしたテイスト、軽快なリズムと怪しく煙の立ち込める雰囲気、交互に歌うボーカル、お互いがハモリをしたり、楽しい仕上がりになっています。
シェイクスピア「真夏の夜の夢」をフィーチャーした怪しげなドリーミーさ、GLIM的サイケデリック感を楽しんでいただけたら嬉しいです。

小室哲哉
「守ってあげたい/乃木坂46 cheers 松任谷由実」(produced by 小室哲哉)

昔からとても自分のスタイルに似ているし、何よりも、歌詞に何度も憧れた。

何かとても寂しいとき、切ないとき、頼りないとき、人になかなか言えないとりとめのない悩みがよぎるとき、この曲に甘えたくなる。

ユーミンが歌っているくらいなのだから、きっと世の中にはたくさん大切な人に暖かい眼差しが向けられているのだろうと、いつもついつい遠くを眺めてしまう。

幾千の曲があってもこのようなメッセージを送ってくれる曲はそうそうない。

あー、まだ頑張れるかなと思わせてくれる。

実際に教会に行くことはめったにないけれど、守ってあげたいを聴いているとき、僕はいつもポツンと椅子に腰掛けて、清らかな空間に降り注ぐ光をあびています。

久保史緒里(乃木坂46)
「守ってあげたい/乃木坂46 cheers 松任谷由実」(produced by 小室哲哉)

幼い頃よく聴いていた「守ってあげたい」を、小室哲哉さんに手掛けて頂いた音で、乃木坂46として歌わせていただきました。
 優しさとあたたかさで溢れたこの歌の温度感を大切に、温めながら、守りながら、大切な人を思いながら。
 松任谷由実さんからいただいた、「落ち込んだ時、どうかこの歌を思い出して。」という御言葉は、私たちがこれから歩む道にとって、道標となる宝物です。
 こんなにも貴重な機会を、本当にありがとうございました。


YONCE(Suchmos・Hedigan’s)
「真珠のピアス/YONCE cheers 松任谷由実」

爽やかでタイトなサウンドに秘められた女の情念を自分なりにドリップしてみました。
由実さんといえば時代の先端をゆくハイエンドな音像を常に意識されていると解釈していますが、このアレンジではオリエンタルな異世界感・遊牧的なグルーヴを暖かいローファイな音で表現しようと思いました。 
最後の夜明けはタンジールの白壁の家での出来事だったかもしれない、という妄想が形になりました。恥ずかしながら、訪れたことはありません。

RHYMESTER 宇多丸
「SATURDAY NIGHT ZOMBIES/RHYMESTER cheers 松任谷由実」

80年代日本で青春を過ごした少なからぬ者たちにとって、『オレたちひょうきん族』のエンディングをきらびやかに飾る都会的ポップスの数々は、まさにバブル頂点前夜の浮かれゆく世相のなか、「ちょっとだけ背伸びした週末の夜遊び」に自ら繰り出す直前の、最高に高揚するテーマソングでもあったのではないかと思う。特に、やはり名曲『土曜日は大キライ』に続いて、1987年10月から一年間使用された『SATURDAY NIGHT ZOMBIES』は、やや落とし目のテンポが醸すアダルトなファンク感含め、その頃から実際に六本木や霞町でのナイトクラビングに精を出し始めた私の感覚に、ドンピシャでハマる一曲だった。確かにこれは、「ホントに遊んでる人」じゃなきゃ書かないし、書けない歌だろう! ホラー~ハロウィン的なメタファーも、特に80年代後半サブカルチャー界隈の空気感を、メインストリームど真ん中で鋭敏に捉えたものと言え……早い話がユーミンはやっぱり、「イケてるオトナ」代表だったのだ。
 そんなわけで、まずは2012年、ユーミンデビュー40周年を祝う武道館ライブにライムスターで参加させていただくという話が来たとき、80年代育ちのラップグループとして彼女の曲をカバーするなら、そりゃもう『SATURDAY NIGHT ZOMBIES』しかないだろう!というのは、もちろん秒で思いついたあたり。ご本人リクエストで、B-BOYたちと振りを合わせたりしたのも楽しい思い出。ただし、錚々たるメンツが居並ぶなか、アンコールで真っ先に出ていきオーディエンスを煽るという重責には、内心震えた。
 そして、ついに今回の正式音源化。ラップサビは武道館バージョンのままだが、リリックは一部書き直した。また、Mummy-Dによって再構築されたトラックは、恐らく同曲のインスパイア元のひとつでもあったろう、80年代を代表する「あのキラーチューン」の世界観に、改めてちょっぴり寄せていたりもする。
 ともあれ、かつて憧れに憧れた世界の「中の人」に、自分自身がいつの間にかなっている! という不思議な感覚を、今はただただ、密かに噛み締めるばかりなのだ。

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