松任谷由実とテクノ界のトップDJ・ニーナ・クラヴィッツが、3/5(火)20時よりDOMMUNE生配信に出演決定。
昨年、12月20日にデビュー50周年のファイナルとして「ユーミン乾杯!!~松任谷由実50周年コラボベストアルバム~」をリリースしたユーミンこと松任谷由実。同アルバムには、日本ポップス界のトップランナー・桑田佳祐とのスペシャルコラボをはじめ、岡村靖幸、くるり、GLIM SPANKY、小室哲哉、乃木坂46、YOASOBI、YONCE(Suchmos・Hedigan’s)、RHYMESTER、小田和正、財津和夫と錚々たるアーティストの参加が話題になった中、異色ともいえよう、テクノ界のトップDJ・ニーナ・クラヴィッツ(*以下、ニーナと表記)の「春よ、来い (Nina Kraviz Remix)」の参加は、多方面から大きな注目が寄せられた。
このコラボの発端は、松任谷由実が2018年にプライベートでベルリンを訪れた際に立ち寄った現地のクラブで、ハード・テクノを体感したことから始まる。その時、知り合った共通の関係者を介してニーナの存在を知り、ユーミン自身も1999年・2003年・2007年に行ったコンサートツアー「シャングリラ」で、ロシア人のパフォーマーたちと共演していたことから、ロシア出身である彼女に親近感を感じたという。
そして、昨年開催された、アリーナツアー「The Journey」の6月の札幌公演に、DJギグのために札幌滞在中だったニーナが、スケジュールの合間を縫って来場。終演後のバックステージで初対面を果たし、2人は即、意気投合。その後、ニーナの札幌・プレシャスホールでのギグにもユーミンが自ら足を運び、その場でコラボアルバムへの参加をオファー。
選曲はユーミンとニーナで話し合い、ニーナ自身が観たツアー「The Journey」のセットリストで最も印象に残った「春よ、来い」に決定した。
その翌日、ニーナに東京で会ったDOMMUNEの宇川直宏も、「春よ、来い」の文化的価値や、四季の彩り豊かな日本におけるリリックの文学性などを彼女に語ったという。ニーナはこの曲に90年代のAphex Twin、Autechreを彷彿とさせる浮遊感漂うエレガントなテイストを加え、同じく90年代を代表するJ-POPとアンビエントテクノそして、ディープ・ミニマルやIDMを見事“今”に接続した。
そんなユーミンとニーナが、PARCOの55周年を祝うこのプログラムの一環として、SUPERDOMMUNEで再会を果たす。奇しくもユーミンと同じく50周年を去年迎えたばかりの渋谷PARCO 9Fでのこのプログラムは、テクノが取り持った国際文化交流であり、番組後半はニーナ自身が「春よ、来い(Nina Kraviz Remix)」を取り入れたDJ SETを披露。国境を超えたダンスサミットと化すであろう。
PARCO 55TH ANNIVERSARY PROGRAM
「YUMI MATSUTOYA x NINA KRAVIZ」
3月5日(火)20:00-23:00
出演:松任谷由実、NINA KRAVIZ
司会:宇川直宏(DOMMUNE)
通訳:門井隆盛
DJ:NINA KRAVIZ plays「春よ、来い」(Nina Kraviz Remix)|BROADJ#3267
視聴はDOMMUNE公式ホームページへ
https://www.dommune.com