ブリング・ミー・ザ・ホライズンは延期されているアルバム『ポスト・ヒューマン:ネックス・ジェン』の進捗について語り、フォンテインズD.C.を気に入っていることを明かしている。
フロントマンのオリヴァー・サイクスとドラマーのマット・ニコルズはブリット・アウォーズ授賞式の会場で『NME』のインタヴューに応じており、最優秀オルタナティヴ/ロック・アクト賞を受賞している。
ブリング・ミー・ザ・ホライズンは新作『ポスト・ヒューマン:ネックス・ジェン』を今夏にもリリースすると見られているが、昨年のダウンロード・フェスティバルで発表された同作は昨年9月にリリース予定だったが、「予期せぬ事態」のために延期されている。
アルバムの進捗について訊かれると、オリヴァー・サイクスは次のように語っている。「完成に近づいているんだけど、まだ完成していないんだ」
「完成したと思う度に別の曲ができるんだよ」とオリヴァー・サイクスは続けている。「でも、いい作品になると思うよ。過去最高のアルバムにね。待ってもらう価値はあるよ」
マット・ニコルズは次のように続けている。「完成してはいないけど、これまでより近づいている。ツアーから戻ってきて、シェフィールドにスタジオがあるから、進めていくよ。全員で懸命に取り組んで、完成させようとしているんだ。もうすぐだよ」
「いい作品だし、満足している。でも、時間がかかるんだ」とマット・ニコルズは続けている。「こういうことについては急いだりできないんだ」
最近好きなアーティストを訊かれたマット・ニコルズはフォンテインズD.C.を紹介されたことを明かしている。「フォンテインズD.C.をよく聴いているんだ。兄弟が好きで、彼と車に乗る度にかかるんだよ。だから、よく聴いているね」
「ちょっと遡ったりもしているね。クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルみたいな昔の曲が好きなんだ。最も最近のバンドはフォンテインズD.C.だね。前からいいバンドだと思っていたけど、ちゃんと聴いてみたら、本当に素晴らしいと思ったんだ」
先日、ブリング・ミー・ザ・ホライズンは最新シングル“Kool-Aid”のミュージック・ビデオが公開されている。
“Kool-Aid”のミュージック・ビデオは“Lost”のミュージック・ビデオも手掛けたジェンセン・ノエンがディレクションを手掛けており、ビデオの後半では「STEP OUT OF THE COMA(昏睡から抜け出す)」という一節が表示される。