アリアナ・グランデが、約3年半ぶり、自身7枚目となるニュー・アルバム『エターナル・サンシャイン』を本日3月8日(金)にリリースした。2020年10月に全米・全英チャート1位を記録したアルバム『ポジションズ』以来の待望の新作で、全米1位シングルとなった「yes, and?」も収録されている。
これまでの空白の期間で、音楽に対する向き合い方がより良く変化したというアリアナからの今回のアルバムは、複雑な感情が入り混じる恋愛や失恋を歌う内容となっており、人間らしく素直な姿が反映されている。今回唯一のフィーチャリングとして、アリアナ・グランデが「ノンナ」と慕うおばあちゃんが最後の曲に収録されており、「帰ってきた彼が列車から降り立ったのを見た時、神様が到着したみたいだったよ。太陽の光を見たようなね…」と語り、アリアナにとって非常にパーソナルで大切な作品の一つとなった。
また、アリアナ本人が大好きだという2004年の映画『エターナル・サンシャイン(原題:Eternal Sunshine of the Spotless Mind)』のコンセプトにも絡めている。インタビューでは、「映画の『エターナル・サンシャイン』のように、嫌なことを記憶から消し去り、永遠の光を得るのと同時に、このアルバムにはたくさんの痛みがあると思います」とコメントしている。
そしてアルバムリリースの数日前には、収録曲「we can’t be friends」というキャプションのもとティザー動画を投稿。映像に登場する「Brighter Days Inc.」は“明るい日々を提供する会社”を意味し、映画『エターナル・サンシャイン』に登場する、記憶の消去に特化したエージェンシー、ラクーナ社のアリアナ・グランデ版とされる。その記憶除去処置の書類に、一度は「いいえ」にチェックしかけ、悩みながらも同意のサインをするアリアナが映し出されており、映画のモチーフを反映している。
「we can’t be friends (wait for your love)」の公式ミュージック・ビデオは、日本時間本日24時に公開される。