先日、突如として10枚目のオリジナルアルバム「Sparkle X」(読み方:スパークルエックス)のリリースを発表したTHE YELLOW MONKEY。
4月3日(水)より、アルバムから先行して「SHINE ON」「ソナタの暗闇」の2曲を先行リリースしたが、その1曲の「ソナタの暗闇」の予告編ティザー映像を公開した。
映像監督は、新鋭のクリエイター若林萌を起用。メンバーのイラストをモチーフにアニメーションでストーリーが繰り広げられたMVとなり、「ソナタの暗闇」の歌詞の世界観を若林監督の解釈で一つの物語にした作品である。
本編の公開を、期待してお待ちいただきたい。
4月27日(土)には、いよいよ東京ドーム公演を開催する。指定席もSOLD OUTとなっており、注釈付き指定席が残りわずかとなっている。
THE YELLOW MONKEYにとっても歴史的瞬間となる本公演。是非、会場で見届けていただきたい。
【若林萌 監督コメント】
近頃、自分が生きる上での居心地の良さ・悪さが段々と分かってきたような気がします。誰かが作った基準に照らし合わせ、自分は幸せか不幸せかを判断したくないな…と思う一方で、数字や賞賛、誰かのネームバリューを間借りする甘みによろめきミーハー的な生き方になってしまう自分がいます。
そんな生き方に向いていないのに、それに縋る自分も存在してしまう。しっくりこないけどこのままでいれば安心なのに、そこから一歩踏み出し等身大に生きる事は、とても勇気がいることでもあります。
この「ソナタの暗闇」という楽曲を初めて聴いたとき、この曲にはこんな物語が隠れているのでは無いだろうか…と自分の人生と重ね合わせながら考えました。もがく心を代弁し、迷う体を押してくれるような曲だと思ったのです。
音楽や詩、絵画や映像…などは誰かの何かの大きなきっかけになりうるものだと信じています。今回アニメーションで制作するMVという事で、心の中に同時に存在する感情のせめぎ合いをキャラクターに象徴させ、もがき頑張る物語の中で、THE YELLOW MONKEYを語り部とし、彼らが登場する最後のカットに想いを込めて描きました。