カニエ・ウェストはドレイクとJ. コール、ケンドリック・ラマーによる論争に加わる格好となっている。
カニエ・ウェストはドレイクとの長年の因縁に新たなページを加えており、ジャスティン・ラボイのラジオ番組『ザ・ダウンロード』に出演して、“Like That”のリミックスを初オンエアしている。
元々、“Like That”はフューチャーとメトロ・ブーミンのアルバムに収録されていた楽曲で、ケンドリック・ラマーが参加しているが、ドレイクが2023年に発表したアルバム『フォー・オール・ザ・ドッグス』に収録のJ. コールとの楽曲“First Person Shooter”へのアンサー・ソングになっている。
カニエ・ウェストはタイ・ダラー・サインとのコラボレーション・アルバムの第2弾を3月8日にリリースする予定となっていたが、カニエ・ウェストのファン・アカウントはカニエ・ウェストからアルバムの状況について連絡があったとして、残り2作の『ヴァルチャーズ』はストリーミング・サービスでリリースしない方針であることが明らかになっている。
カニエ・ウェストは次のように述べている。「次のアルバムのリリース方法についてチームと話し合っていたんだ。ジェイムス・ブレイクが言うようにストリーミングは我々の音楽を貶めている。イージー・コムでアルバムを販売する予定だよ。自分には2000万人のインスタグラム・フォロワーがいる。その5%がアルバムを買ってくれたら、100万枚になる。これは去年一番売れたアルバムより30万枚以上多い。スーパーボウルの日曜日にはイージー・コムで100万点の商品が売れた。だから、可能であることは分かっている。ストリーミングをせずに、デジタルだけで販売するというのはどう思う?」