ガリアーノは来たるニュー・アルバムより“Pleasure, Joy & Happiness”のカヴァーが公開されている。
“Pleasure, Joy & Happiness”はエディ・チャコンの楽曲のカヴァーで、8月30日にリリースされるニュー・アルバム『ハーフウェイ・サムウェア』に収録される。
“Pleasure, Joy & Happiness”のカヴァーはこちらから。
このカヴァーについてオリジナル・メンバーのロブ・ギャラガーは次のように語っている。「この楽曲をエディ・チャコンがチャーチ・オブ・サウンドで演奏している映像を観たり、ウィ・アウト・ヒア・フェスティバルでのパフォーマンスを目撃していくうちに、自然とユニークなフレンチ・ディスコのグルーヴが頭のなかをかけめぐったんだ。それから1年ほどしてガリアーノを再結成したとき、スタジオで最初にジャムったのがこの曲だった。準備不足であったものの、時代にフィットする軽快なタッチの内容でもあったし、私たちは制作を進行したんだ。結果、ただノスタルジーに浸るのではなく、自分たちのありのままの姿を表現できた気がする。 ライヴで演奏するときは、迷えるソウル・ガール&ボーイのために、最後にメイズの“Joy & Pain”を加えることにしたよ」
1988年にレーベル「アシッド・ジャズ」からデビュー・シングルをリリースしたガリアーノについて結成メンバーであるロブ・ギャラガーは「俺たちは皆、70年代のジャマイカンスタイルの本や古いラスト・ポエッツやワッツ・プロフェッツのレコードなど、手に入るものを使って遊んでいたんだ」と語っている。「数年間色々なものを再発見してきたんだけど、それが突然すべて統合され、かなりしっかりとした融合体ができたんだよ」
1997年の『ライヴ・アット・ザ・リキッド・ルーム』以来となる『ハーフウェイ・サムウェア』でロブ・ギャラガーとパートナーであるヴォーカリストのヴァレリー・エティエンヌはベーシストのアーニー・マッコーン、ドラマーのクリスピン・テイラー、キーボーディストのスキー・オークンフルというガリアーノの古参メンバーに加え、サックス奏者のジェイソン・ヤーベやパーカッショニストのクリスピン・ロビンソンといったゲストと共演している。