2025年のスーパーボウルのハーフタイム・ショーを行うアーティストが明らかになっている。
ケンドリック・ラマーは2025年のスーパーボウルの栄えあるハーフタイム・ショーでヘッドライナーを務めることが決定している。
ケンドリック・ラマーはYouTubeでアメリカン・フットボールのピッチで巨大なアメリカ国旗をバックにボールをマシーンで発射する動画を公開している。
「みんな、何をやっている? 私の名前はケンドリック・ラマー。第59回スーパーボウルでパフォーマンスをするよ」とケンドリック・ラマーは語っている。「観るつもりだった? そうだといいけど、優勝できる唯一の機会だからね。ラウンド2はない。ぜひ参加してくれ」
「見逃してほしくないんだ。2025年2月9日、ニューオーリンズで会おう。最高の服を着てくれ。家で観るとしてもね。ぜひそうしてくれ」
2025年のスーパーボウルはルイジアナ州ニューオーリンズにあるシーザーズ・スーパードームで開催される。
ケンドリック・ラマーは2022年にもドクター・ドレーによるハーフタイム・ショーにスヌープ・ドッグ、メアリー・J. ブライジ、エミネム、50セントと共に出演している。
ケンドリック・ラマーは声明で次のように述べている。「ラップ・ミュージックは今も最も影響力のあるジャンルだ。世界にそれがなぜなのかを思い出させるために、あそこに立つ。最適な人物が選ばれたね」
2024年のスーパーボウルのハーフタイム・ショーはアッシャーがヘッドライナーを務め、アリシア・キーズ、H.E.R.、ウィル・アイ・アムが出演している。
ケンドリック・ラマーはドレイクとの対立が今年世間を賑わせている。
対立はケンドリック・ラマーが3月にリリースしたフューチャーとメトロ・ブーミンとのコラボレーション曲“Like That”に端を発しており、ケンドリック・ラマーは次のようにラップしていた。「Motherfuck the big three, n****, it’s just big me/ N****, bum, What? I’m really like that/And your best work is a light pack(ふざけるな、ビッグ3だって、ビッグなのは俺だけだ/おい、何だ? そういうことなんだよ/お前の最高の作品でも弱いよな)」
それを受けて、ドレイクは“Push Ups”と“Taylor Made Freestyle”を発表したが、AIによって生成されたトゥパックのヴォーカルを使っていたため、遺産管理団体は法的措置の可能性を示唆しており、楽曲はストリーミング・サービスから取り下げられている。ケンドリック・ラマーはそれを受けて5月1日に“Euphoria”をリリースしており、数日後には“6:16 in LA”を公開している。
ドレイクがその数時間後に“Family Matters”をリリースすると、ケンドリック・ラマーは直後に“Meet The Grahams”を公開しており、ケンドリック・ラマーはさらに“Not Like Us”というトラックも公開しており、それを受けてドレイクは“The Heart Part 6”を公開している。