レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは2000年の民主党全国大会で行ったライヴの音源がストリーミング・サービスで公開されている。
この音源は2018年のレコード・ストア・デイにアナログ盤でリリースされているが、アメリカ大統領選挙が2週間あまりに迫る中で、ストリーミング・サービスでも公開される形となっている。
ライヴ音源はこちらから。
今年2月、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのベーシストであるティム・コマーフォードはドラマーのブラッド・ウィルクが示唆した解散についてバンドの現状は分からないと語っている。
ブラッド・ウィルクは自身のインスタグラムでバンドがもう終わってしまったことを示唆する投稿を行っていた。
「多くの人がキャンセルされたレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのライヴの振替日程が発表されるのを待っていることは分かっています」とブラッド・ウィルクは述べている。「これ以上、みんなや自分自身を待たせておきたくはありません。今後あるかもしれないことについてコミュニケーションはありましたが、伝えたいのはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(ティム、ザック、トムと自分)がもうツアーやライヴを行わないということです」
ブラッド・ウィルクは声明を次のように締めくくっている。「ライヴがあるのを待ってくれていた人には申し訳なく思います。私もそうなればと思っていました」
ティム・コマーフォードは米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでバンドの現状について分かっていないと語っている。
「僕には分からないよ。あのことには関わっていないんだ」とティム・コマーフォードは語っている。「僕はベース・プレイヤーだからね。誰かがどうすべきかを言ってくれるのを待っている。ブラッドはああ言ったわけだけど、彼は僕より一つ上なんだ。彼はナンバー3のスポットにいる。僕はトーテムポールの一番下なんだ。それが僕に言えることだね。僕はベース・プレイヤーなんだ。ベース・プレイヤーというのはいつもこういう件について最後に知らされる立場なんだ」