Matty Healy、ヘヴィな音楽性をやらない理由について語る

Matty Healy

ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーはサウンドをヘヴィな方向に向かわせることに興味がない理由について語っている。

マット・ヒーリーはジョシュア・シタレラのポッドキャスト『ドゥーム・スクロール』に出演して、様々な話題について論じている。その中でマット・ヒーリーはシーンに登場した時に一部のリスナーに嫌われていたことについて振り返っている。

マット・ヒーリーはそれが「バンド」であったことが原因だと説明しており、「僕らの前に契約したバンドはどれもアークティック・モンキーズの影響を受けたサウンドをやっていたバンドだった」と語っている。

「だから、言われたのはバンドがその正当性を得るためには経済的に困窮した地域出身でなければならないということだった。気骨がなきゃダメだったんだよ。当時はポスト・パンクの価値観みたいなものを参照していなければならなかった」とマット・ヒーリーは続けている。「ジョイ・ディヴィジョン、工業化、サッチャリズム、ブルータリズムとか、そういった感じだよね。僕らはそのどれにも固執していなかった」



マット・ヒーリーはアダム・ハン、ロス・マクドナルド、ジョージ・ダニエルというメンバーのいるザ・1975が「ヘヴィとは正反対のバンドであったために基本的に嫌われていた」と語っている。

マット・ヒーリーは次のように続けている。「リフューズドのアルバム『ザ・シェイプ・オブ・パンク・トゥ・カム』が1998年に出て、あれが最後のパンク・アルバムとなった。リフューズドは政治的に違いがあって解散したわけだけど、最後のライヴには警察が来ることになった。あれには泣きたくなった。あのことを考えると震えるね」

「警察が入ると、観客は向き直って、“Rather Be Dead”の一節を叫んでいるんだ。『I’d rather be alive』ってね。そして、リフューズドは文字通り解散したんだ」

マット・ヒーリーはそれを見た後、「あれに触れるようなヘヴィなことはできない」と思ったと説明して、次のように続けている。「グラスジョーやコンヴァージ、リフューズドといったバンドじゃない限り、ヘヴィなんて説得力がない。だから、僕らはヘヴィじゃないんだ。1日中、ヘヴィなことだってやっていられるだろうけど、それは新しくも何ともないからね。新しいものになりたかったんだよ」

ザ・1975は2020年発表のアルバム『仮定形に関する注釈』に収録されている“People”はハードコアのバンドから影響を受けたものであることを明言している。

同じインタヴューでマット・ヒーリーはコンピューターで音楽を制作することが現在のポップ・ミュージックに与えている影響について自身の見解を語っている。彼は90年代以前の音楽が当時の新しい技術といかに結びついていたかについて触れて、「フィジカルなテクノロジーが失われていくこと」によって音楽の変化がなくなってきていることについても語っている。

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