TM NETWORK 40周年を記念したBlu-ray BOXが遂に12月18日に発売した。
Blu-ray4枚、CD2枚に加え、来春開催のライブ「TM NETWORK YONMARU+01」チケット先行予約シリアル封入、大晦日ライブ「TM NETWORK 2024 intelligence Days FANKS! Inside」ロゴの<ピンズ>等がセットされている。
Disc 01 side“DECADE”には、今回初公開となる94年東京ドーム2日目5月19日のステージ裏を収録。
前日のライブ終了後に、翌日のライブは“センターステージ”からスタートと急遽演出が変更となり、当日、メンバーが警備スタッフの恰好をしてステージ傍まで移動した際の映像だ。警備スタッフに扮した映像は撮影していなかったが、通路やセンターステージ登場の模様が保存されていた。
スタッフやファンの間ではいまもなお語り継がれているシーンで、ある意味“時を超える”Blu-ray BOXにふさわしい映像の一つと云えよう。
さらにTMプロジェクトをまるで操作しているかのように、94年当時の小室哲哉の姿が新しく収録されている。
また、30年前、94年発表ドキュメンタリー映像作品『DECADE 1984-1994』の解説文で、
藤井徹貫氏が執筆した一部を公開。この一文は40年間音楽活動を継続し、さらなる輝きを放つTM NETWORK、小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登への賛辞の様にも思えて仕方がない。
「見れば見るほど、彼等が残した影響は大きかったと思わずにはいられない。あんなに楽しかった日々を思い出さずにはいられない。そして、思う。ひとつの始まりがひとつの終わりを意味するのならば、ひとつの終わりはひとつの始まりを意味しているはずだ、と。だから、今は彼等の大いなる10年間に拍手を贈りたい。」(1994年4月 藤井徹貫)