STEVEN WILSON、3月に新作をリリース

STEVEN WILSON

スティーヴン・ウィルソンは通算8作目のスタジオ・アルバム『ザ・オーバービュー』を3月14日にリリースすることを発表している。

この42分のアルバムは“Objects Outlive Us”と“The Overview”のわずか2曲のみで構成され、それぞれ宇宙飛行士が宇宙から地球を振り返る際に経験する「オーバービュー・エフェクト」にインスパイアされている。

アルバムからはティーザー映像が公開されている。



新作についてスティーヴン・ウィルソンは次のように語っている。「これは、宇宙飛行士が宇宙から地球を見ることで起こるとされる“オーバービュー・エフェクト”に基づいた、42分間の旅だ。彼らは地球を眺める中で、認知の変容を経験し、多くの場合、圧倒的な美しさへの感謝や、他者や地球全体とのつながりを深く感じるようになる。しかし、すべての体験がポジティブなものとは限らない。一部の人は、地球をそのままの姿、つまり広大な宇宙の中で取るに足らない存在として見たり、人類を問題を抱えた種族として認識したりもする。それを反映して、このアルバムは地球上の人生の良い面も悪い面も映し出すイメージや物語を提示しているんだ」

『ザ・オーバービュー』は当初ソロ・レコーディングとしてスタートしたが、完成版では、レギュラーコラボレーターであるクレイグ・ブランデル(ドラム)、アダム・ホルツマン(キーボード)、ランディ・マクスタイン(ギター)が参加している。また、XTCのアンディ・パートリッジが“Objects Outlive Us”の作詞に参加している。