BlondieのドラマーであるClem Burkeが享年70歳で逝去

Clem Burke

ブロンディのドラマーであるクレム・バークがガンとの闘病の末に亡くなった。享年70歳だった。

デボラ・ハリーとギタリストのクリス・シュタインが1975年にバンドを結成した後、声をかけられる形でクレム・バークはバンドに加入しており、「ブロンディの心臓部」だったと評されている。

ブロンディはソーシャル・メディアで次のように述べている。「深い悲しみと共に、愛する友人にしてバンドメイトのクレム・バークがガンとの個人的な闘病の末に亡くなったことをお伝えします。クレム・バークはただのドラマーではなく、ブロンディの心臓部でした」

「彼の才能、エネルギー、音楽への情熱は比類なきもので、サウンドと成功への貢献は計り知れないものでした。ミュージシャンシップを超えて、ステージの上でもそれ以外でもクレム・バークはインスピレーションの源でした。彼の生き生きとした精神、人に伝わるような熱意、ロックでソリッドな仕事意識は幸運にも彼と知り合えた人々の心に触れるものでした。クレム・バークの影響力はブロンディを遥かに超えたものです」

ユーリズミックス、ラモーンズ、ボブ・ディラン、ボブ・ゲルドフ、イギー・ポップ、ジョーン・ジェット、チェッカード・パスト、ザ・フレッシュトーンズ、ザ・ロマンティックス、L.A.M.F.、エンプティ・ハーツ、スリンキー・ヴァガボンド、ゴーゴーズなどと仕事をしてきたクレム・バークは「ロックンロールの生き残り」を自称していたとして、「その影響力と貢献は様々な世代といろいろなジャンルに及び、彼が参加したすべてのプロジェクトに忘れがたい足跡を残しました」と評している。

ブロンディは次のように続けている。「クレム・バークの家族、友人、世界中のファンにお悔やみを申し上げます。彼の功績は、彼が作った膨大な音楽と、彼が触れた数え切れないほどの人生を通して生き続けるでしょう。この深い喪失を受け止めるために今の困難な時期はプライバシーに御配慮いただければと思います。幸あれ、クレム・バーク博士」

ギタリストのクリス・シュタインはファンから寄せられるお悔やみの言葉に感謝の思いを伝えている。「みなさん、ありがとう。彼は自分のやっていることが好きだった。彼は夢に生きていたんだ」

1975年にオリジナル・ベーシストのフレッド・スミスがテレヴィジョンに移籍した後、デボラ・ハリーとクリス・シュタインが解散を検討した際、クレム・バークがバンドを継続させることになっており、後任に友人のゲイリー・ヴァレンタインを誘っている。

クレム・バークは1976年発表のデビュー・アルバムから2017年発表の『ポリネイター』まで、キャリアを通してブロンディに在籍して、すべてのアルバムに参加している。

クリス・シュタインが重い病気を抱えて、1982年から1997年までブロンディを休止した時にはクレム・バークはエルヴィス・ラモーンの名前でラモーンズに参加したほか、1994年から2004年まではザ・ロマンティックスのレギュラー・ドラマーを務めている。彼はボブ・ディラン、イギー・ポップ、ピート・タウンゼント、ユーリズミックスとも共演している。

クレム・バークはセックス・ピストルズのギタリストであるスティーヴ・ジョーンズ、ゲイリー・ヴァレンタイン、フランク・インファンテ、トニー・セールズ、チェッカード・パストのマイケル・デ・バレスとも共演している。

クレム・バークは2006年にブロンディの面々と共にロックの殿堂入りを果たしており、2014年にはNMEアウォーズのゴッドライク・ジーニアス賞を受賞している。

クレム・バークが最後に行ったライヴは昨年の夏にブロンディとして出演した北アイルランドのベルソニック・フェスティバルとなっている。

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